京都の寺院・両⾜院にて、日本では7年ぶりにエリザベス・ペイトン展が開催
エリザベス・ペイトンの新作個展「エリザベス・ペイトン：daystar ⽩露」が、京都・祇園にある両⾜院で開催。2017年に東京の原美術館で開催された「エリザベス・ペイトン：Still life 静／⽣」展以来、日本では約7年ぶりの個展となった。
エリザベス・ペイトンは1965年生まれ。1987年にニューヨークのアルシア・ヴィアフォラ・ギャラリーで初個展を開催して以来、ダウンタウンにある元レストラン、ノヴェチェントの化粧室や、チェルシー・ホテルの1室など従来とは異なる場所で次々と個展を開催してきた。近年ではロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーで「Elizabeth Peyton: Aire and Angels」（2019）、北京のユーレンス現代美術センターで「Elizabeth Peyton: Practice」（2020）などが開催され、話題となった。
日本でも人気の高いアーティストであり、本誌でもインタビューを掲載した。
世界有数のメガギャラリーのひとつ、デイヴィッド・ツヴィルナーによる本展。ペイトンによる厳選された絵画のほか、インクによる作品、ドローイング、版画などが公開される。会場の両⾜院は、京都最古の禅宗寺院の塔頭寺院として知られ、近年では現代美術の展覧会が数多く開催されており、本展もまた寺院の環境を⽣かしたサイトスペシフィックな作品で彩られるという。
※掲載情報は9月12日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。
「エリザベス・ペイトン：daystar ⽩露」
会期／2024年9⽉8⽇（⽇）〜9⽉24⽇（⽕）
会場／両⾜院
住所／京都府京都市東⼭区⼩松町 591
時間／13:00〜17:00（最終⼊場は16:30まで）
料金／拝観料1000円
URL／www.davidzwirner.com/exhibitions/2024/elizabeth-peyton-daystar-hakuro
Text：Akane Naniwa
