ピナ・バウシュ版 舞台『春の祭典』が来日上演 | Numero TOKYO
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ピナ・バウシュ版 舞台『春の祭典』が来日上演

Photo by Maarten-Vanden-Abeele ©Pina Bausch Foundation.png
Photo by Maarten-Vanden-Abeele ©Pina Bausch Foundation.png

ストラヴィンスキーのバレエ音楽『春の祭典』は、様々な舞踊家による振り付けがあるが、世界的にもファンの多いピナ・バウシュ版が、9月に東京国際フォーラムで上演される。

ダンスと演劇の境界を取り払うことで生まれた舞踊演劇の世界を作り上げた舞踊家のピナ・バウシュ。彼女が生み出す舞踊は歓びや悲しみ、怒りといった感情を鮮明に描き出し、見ているものの五感に訴えかけてくる。

Photo by Maarten-Vanden-Abeele ©Pina Bausch Foundation.png
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かつてストラヴィンスキーがバレエ・リュスの為に作曲した名曲にのせ、豊穣を願うための生贄に選ばれた女性が踊り続ける様を鮮烈に描き出す『春の祭典』。今回は、アフリカ13か国から結集したダンサー35名が演じる。

伝統的なダンスのトレーニングのみならず、アフリカの伝統舞踊、コンテンポラリーダンス、ヒップホップなど様々なバックボーンを持つダンサーたちが起こす化学反応に期待が膨らむ。

加えて今回は、生前ピナ・バウシュが、コレオグラファーとしての最初期に創作、自ら踊った貴重なソロ作品「PHILIPS 836 887 DSY」を エヴァ・パジェが上演。
また、ピナ・バウシュ・フェローシップを通じて、ともに後進ダンサーの育成にもあたるなど、ピナと深い親交を持った”アフリカン・コンテンポラリーダンスの母”ジェルメーヌ・アコニー振付・出演「オマージュ・トゥ・ジ・アンセスターズ」も同時上演される。両作品とも、日本初演となる注目の舞台になりそうだ。

舞台 PARCO presents
ピナ・バウシュ 「春の祭典」 / 「PHILIPS 836 887 DSY」
ジェルメーヌ・アコニー 「オマージュ・トゥ・ジ・アンセスターズ」
来日公演
公演日程/2024年9月11日(水)-15日(日)
会場/東京国際フォーラム ホールC
上演演目/
「春の祭典」振付: ピナ・バウシュ
「PHILIPS 836 887 DSY」  振付: ピナ・バウシュ 出演: エヴァ・パジェ
「オマージュ・トゥ・ジ・アンセスターズ」振付・出演: ジェルメーヌ・アコニー
URL/ https://stage.parco.jp/program/pinabausch2024

入場料金(全席指定・税込)/
S席土日17,500円 平日17,000円 
A席土日14,500円 平日14,000円
U-35チケット9,000円(観劇時35歳以下対象)
U-18チケット3,000円(観劇時18歳以下対象)
※U-35・U-18チケット:要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換/チケットぴあにて一般発売日より先着販売(当日券取扱なし)、指定席との連席購入不可
チケット取り扱い/イープラス チケットぴあ ローソンチケット

主催・企画制作・招聘/パルコ
共催/サンライズプロモーション東京
後援/ゲーテ・インスティトゥート東京、ブリティッシュ・カウンシル、TOKYO FM、interfm

Text:Reiko Nakamura

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NOVEMBER 2024 N°181

2024.9.28 発売

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