ギャラリー小柳が書店に変身!? “1冊の本を売る”森岡書店との注目の共同企画展が開催 | Numero TOKYO
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ギャラリー小柳が書店に変身!? “1冊の本を売る”森岡書店との注目の共同企画展が開催

須田悦弘『竹久夢二「雑草」(1941)に〈雑草〉(2024)を添えた』 Photo Keizo Kioku
須田悦弘『竹久夢二「雑草」(1941)に〈雑草〉(2024)を添えた』 Photo Keizo Kioku

東京・銀座の画廊・ギャラリー小柳と、“1冊の本だけを売る”書店「森岡書店」による、異色のコラボレーションが実現。アーティストらが1冊の本から制作した作品の展示・販売を行う「ONE SINGLE BOOK」は、2024年6月22日(土)まで。


銀座1丁目に位置するギャラリー小柳と、同じく1丁目に位置し、約1週間で1種類の本だけを販売している森岡書店による、共同企画展が開催した。アーティストや著述家など31名が自由に1冊の本を選び、独自のアイデアで本に手を加えて作品に仕立てる。それぞれのアーティストらがなぜその本を選んだのか、どんなプロセスを経て形にしたのかをたどることで、本とアートの関係に想いを馳せる試みだ。

参加アーティストは、ギャラリー小柳からは杉本博司、須田悦弘、束芋、寺崎百合子、中村裕太、クリスチャン・マークレー、ソフィ・カル、マーク・マンダースなど15名。森岡書店からは、朝吹真理子、遠藤薫、諏訪敦、花代、羽良多平吉、平澤摩里子、廣瀬智央、向井山朋子、シャルロット・デュマなど16名が参加予定。また会期中には、朝吹真理子、堀道広、牧野伊三夫、吉増剛造、金田実生の関連企画展が随時開催される。

まるでひとときの夢のような特別な本屋に、足を踏み入れてみてはいかが。

猿山修『大泉清「草の味」(1943)古材で包み草花掛けを添えた』 Photo Keizo Kioku
猿山修『大泉清「草の味」(1943)古材で包み草花掛けを添えた』 Photo Keizo Kioku

トーマス・ルフ『オスヴァルト・ヴィーナー「小説 中央ヨーロッパの改良」(1972)セルフポートレイトの写真(1984/2020)を差し込み』 Photo Keizo Kioku
トーマス・ルフ『オスヴァルト・ヴィーナー「小説 中央ヨーロッパの改良」(1972)セルフポートレイトの写真(1984/2020)を差し込み』 Photo Keizo Kioku

※掲載情報は5月10日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

ONE SINGLE BOOK
会期/2024年4月25日(木)〜6月22日(土)
会場/ギャラリー小柳
住所/東京都中央区銀座1‒7‒5 小柳ビル9F
料金/無料
時間/12:00〜19:00
休館/日・月曜日、祝日
TEL/03-3561-1896
URL/www.gallerykoyanagi.com/jp/exhibitions-1/

Text : Manami Abe

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