「COGNOMEN」ブラジルで撮影したフォトブックが発売 | Numero TOKYO
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「COGNOMEN」ブラジルで撮影したフォトブックが発売

2020年にスタートしユニセックスなアイテムを展開するコグノーメン(COGNOMEN)。ラテン語で“愛称”を意味するその言葉通り、愛称をつけたくなるようなモノづくりを目指す、デザイナー 大江マイケル仁の想いが込められている。ブラジルで撮影したフォトブック『OUTRO LADO』が5月10日(金)に発売される。

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さまざまな文化が共存するブラジルの多様性がブランドの世界観と重なり、今回フォトブックの舞台に決まった。ブラジルでは60年代に音楽家、美術家、建築家、演劇作家、詩人、哲学者ら多様な表現者たちが、独自の文化の創造を目指しそのオリジナリティをうたった「トロピカリア」という芸術運動が興った。この国がどのように多文化共生の地となったのかを追求していく上でこのトロピカリアに辿り着き、深堀りしていく内に「自分もこの精神の仲間入りをしたい」という思いが心に宿ったという。

「コインに表裏があるように、レコードにA面 B面が存在するように、太陽と月の関係のように、日本とブラジルは、正反対に位置しながら共生する、特異な絆によって結ばれている。

南米独特の暑さ、ブラジル人が持つ生命力、カーニバル前のエネルギー。真冬の東京とは、異なる1月がリオデジャネイロには存在する。

始めは違和感を感じながら過ごしていたが、やがてそれが心地良さに変わり、旅の終わりにはCOGNOMENというブランドが街に溶け込み、一体となった気がする。
ブラジル・リオデジャネイロという多文化共生の地で私は、『自身の隠された一面に価値を見出し、自分の異質性を認めることによって初めて孤独から抜け出し、 他者と結びつくことが出来る』という答えに辿り着いた」と大江は話す。

普段から大江と親交のあるフォトグラファー西川元基が撮り下ろしたヴィジュアルは、豊かな色彩でエネルギーに満ちたストリートの人々のリズムが聞こえてきそうなライブ感や力強さが切り取られた。

5月10日(金)〜5月12日(日)に東京・目黒で開催されるリリースイベントでは、フォトブックに加えフォトプリントのニットTシャツや、西川により再構築された写真作品も販売される。

『OUTRO LADO』
価格/¥5,500
仕様/H176mm × W118mm、128ページ
取扱店舗/コグノーメン取扱店舗、一部の書店(ブックアンドサンズ、青山ブックセンターほか)
Photos/西川元基

リリースイベント
会期/2024年5月10日(金)〜5月12日(日)
場所/ギャラリー月極
住所/東京都目黒区中央町1-3-2

COGNOMEN
問/info@cognomen.jp
URL/https://cognomen.jp

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