ビヨンセと長女ブルー・アイビー、映画『ライオン・キング』前日譚で親子共演
ディズニー『ライオン・キング』の前日譚映画である同新作では、ムサファ(アーロン・ピエール)がプライドランドの王になってゆく姿が描かれ、ブルー・アイビーは母ビヨンセのキャラクターであるナラとシンバ(ドナルド・グローバ―)の娘の声を担当する。
メガホンをとる『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督は、マット・A.・チェリー著『ヘアー・ラブ』のオーディオブックで最初にブルー・アイビーの才能を知ったそうで、「彼女は素晴らしい仕事をしていました。好奇心に溢れた子供を非常にうまく演じていました」と語る。また実の母と娘のキャスティングに関しては「(ビヨンセが)娘と一緒にいるところを見ていましたが、とても愛らしくて優しく、特別であると彼女を勇気づけていました。それが彼女らの演技にも出ていたと思います。これは2人にとってとても美しいタイムカプセルになると思います」と説明する。
ジェンキンス監督によると、予告編第1弾が29日(月)に公開された同新作は、過去のムサファと現在のキアラに焦点を当てた「平行したタイムライン」で進められ、1998年発売のビデオ作品『ザ・ライオン・キング2 シンバズ・プライド』と似たような構成となっているという。シンバとティモン(ビリー・アイクナー)、プンバァ(セス・ローゲン)の目を通して物語が語られ、ヒヒのラフィキの声をジョン・カニが続投する。
『ムサファ:ザ・ライオン・キング』は12月20日に全米公開予定となっている。