西美初の現代美術展が開催中!内藤礼、長島有里枝ら21組が参加 | Numero TOKYO
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西美初の現代美術展が開催中!内藤礼、長島有里枝ら21組が参加

クロード・モネ『睡蓮、柳の反映』1916年、油彩、カンヴァス 199.3 × 424.4 cm (上部欠失)松方幸次郎氏御遺族より寄贈(旧松方コレクション) 国立西洋美術館
クロード・モネ『睡蓮、柳の反映』1916年、油彩、カンヴァス 199.3 × 424.4 cm (上部欠失)松方幸次郎氏御遺族より寄贈(旧松方コレクション) 国立西洋美術館

東京・上野の国立西洋美術館にて、同館史上初の現代美術展「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」が開催中だ。梅津庸一、小沢剛、内藤礼、長嶋有里枝ほか21組の現代アーティストが参加する。

中世から20世紀にかけて西洋美術作品を所蔵・公開してきた国立西洋美術館(略称西美)。開館以来65年の歴史で初めての試みとなる現代アーティストとのコラボレーションとして、本展が開催となった。

飯山由貴、梅津庸一、遠藤麻衣、小沢剛、小田原のどか、坂本夏子、杉戸洋、鷹野隆大、竹村京、田中功起、辰野登恵子、エレナ・トゥタッチコワ、内藤礼、中林忠良、⾧島有里枝、パープルーム(梅津庸一+安藤裕美+續橋仁子+星川あさこ+わきもとさき)、布施琳太郎、松浦寿夫、ミヤギフトシ、ユアサエボシ、弓指寛治と、現代日本のアートシーンを代表するアーティスト21組が参加。西美所蔵作品にインスピレーションを得た新作や、美術館という場所の意義を問い直す作品などが展示される。

また、モネやセザンヌ、ポロックといった6000点を超える国立西洋美術館のコレクションからアーティストたちが独自の視点で選んだ作品の数々も必見だ。西洋美術史に名を刻むアーティストたちの作品約70点が、現代とのコラボレーションによって新たな魅力を放つ機会となるだろう。会期は5月12日(日)まで。

※掲載情報は3月17日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?
──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」

日時/2024年3月12日(火)〜5月12日(日)
会場/国立西洋美術館
住所/東京都台東区上野公園7-7
時間/9:30〜17:30、金曜・土曜日 9:30〜20:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館/月曜日、5月7日(火) ※ただし、3月25日(月)、4月29日(月・祝)、4月30日(火)、5月6日(月・休)は開館
料金/一般2,000円、 大学生1,300 円、 高校生1,000円、中学生以下無料、心身に障害のある方及び付添者1 名は無料
URL/www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2023revisiting.html

Text:Akane Naniwa

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