ナオミ・キャンベル、ファッション界が多様性の面で「後退」していることを懸念
ナオミ・キャンベルは、ファッション界が多様性の面で「後退」していることを懸念しているという。
ロンドンのヴィクトリア アルバート博物館で自身のキャリアを振り返る大規模な展覧会「ナオミ:イン・ファッション」の準備が進められる中、10代の頃からキャットウォークを歩いてきたスーパーモデルのナオミは、自分の仕事はまだ終わっておらず、物事を変えるために自分のプラットフォームを使う必要があると確信していると語った。
ナオミはタイムズ紙にこう語っている。 「(多様性は)生き残るのでしょうか?それはあまり考えたくない疑問です。というのも、コレクションを見ているうちに、私たちが後退しているのではないかと不安になり始めたからです。なぜ私はこの仕事を続けているのでしょう?何故なら私の仕事は終わっていないからです。私が発言し、私のプラットフォームを使って、活動を続けていかなければならないと感じています」
ナオミのキャリアから100点以上の服やアクセサリーが展示される同展覧会 、ナオミによると「誰にも見せたことがない」個人的なアイテムがたくさんあるという。また2歳の娘と生後8カ月の息子がいるナオミは、当初、子供たちのためにすべて保管しておくつもりだった思い出の品々が、今回の展示会で「より整理整頓された状態になった」と説明している。
キュレーターのソネット・スタンフィルは言う。 「ナオミ・キャンベルの並外れたキャリアは、最高のハイファッションと交差しています。彼女は、スーパーモデル、活動家、慈善家、クリエイティブなコラボレーターとして世界的に認知されており、現代文化において最も多作で影響力のある人物の一人なのです」
他にも、カントリーミュージック界のレジェンド、シャナイア・トゥエインが日曜午後の「レジェンド枠」で出演することが発表された。シャナイアは「誰もが知っているヒット曲やバージョンを歌う。大合唱のパーティになるわ」と、BBCに意気込みを明かしていた。
「ナオミ:イン・ファッション」は6月にオープン予定だ。