「Chanel」メゾンの始まりである海辺の街、ドーヴィルで過ごす冬。2024/25年秋冬 プレタポルテ コレクション
シャネル(CHANEL)が2024年3月5日(火) 日本時間22時に2024/25年秋冬 プレタポルテ コレクション ショーを発表した。会場には、メゾンのアンバサダーを務めるBLACKPINKのJENNIEやペネロペ・クルス、ヴァネッサ・パラディをはじめ、日本からは是枝裕和、茅島みずきも出席し、華やかなゲストが集合した。
フランスの有名なリゾート地であり、1912年にガブリエル・シャネルが帽子店をオープンした街であるドーヴィル。メゾンにとって始まりの場所であるこの地から、インスピレーションを引き出した。
会場の大きなスクリーンには、クロード・ルルーシュ監督の映画『男と女』の舞台となった遊歩道「レ プランシュ」が映し出され、夜明けから夕暮れまで空の色が移ろいゆくなか、モデルたちが闊歩していく。
パステルカラーのつば広帽子が印象的なルックでショーがスタート。合わせるのは、ブロードショルダーのピーコートや、ドレッシングガウン風のベルト付きロングコート。ボックスプリーツのスカートや、キュロット、クロップドパンツのツイードスーツなどとコーディネートされている。
ゆったりとしたシルエットのニットは、リラックスした冬のバカンスを思わせる。ウエストでマークしたスタイリングも多く見られた。
ドーヴィルの風景をモチーフにしたニットも。
ピンク、モーブ、オレンジ、ペールブルーなど、鮮やかな色合いやパステル調のカラーは、ドーヴィルの空の色を表現したもの。ゴールドのルックも差し込まれ、太陽が光り輝く情景を思わせる。
「デヴィッド・ボウイのシルエットや、ガブリエル・シャネルの大切な友人だったアヌーク・エーメのような映画スターが、砂の上を歩く姿には人を惹きつけるものあります。今回のコレクションは、そうした親しみのある人たちへのオマージュなのです」──ヴィルジニー・ヴィアール
映画のチケットや35ミリフィルムをプリントしたパターンは、さまざまな映画の舞台となり、アメリカ映画祭が毎年開催されるなど、ドーヴィルが映画芸術との関わりが深いことを表している。
小物類は、ヒールのあるニーハイブーツや『男と女』でアヌーク・エーメが着ていたコートを彷彿とさせるシープスキンのサイハイブーツ、シアリングを纏ったバッグなど、アイコニックなデザインが登場。
「今回のコレクションは、素材や色、ボリュームを重ね合わせた、とても温かみのあるものになりました。そしてドーヴィルという、ガブリエル・シャネルの運命が永久に変わった伝説の場所へのトリビュートでもあるのです」とヴィルジニー・ヴィアールは語っている。
また、王一博や、BLACKPINKのジェニー、ペネロペ・クルス、ヴァネッサ・パラディ、是枝裕和らがショーについてコメントを寄せたフィルムも到着。あわせてご覧あれ。
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