恵比寿映像祭2024「月へ行く30の方法」開幕@東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイスほか |Numero TOKYO
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恵比寿映像祭2024「月へ行く30の方法」開幕@東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイスほか

荒川ナッシュ医 『Mega Please Draw Freely』 (2021年) テート・モダン、ロンドン
Photo: Rikard Österlund
荒川ナッシュ医 『Mega Please Draw Freely』 (2021年) テート・モダン、ロンドン Photo: Rikard Österlund

恵比寿映像祭2024「月へ行く30の方法」が、東京・恵比寿の東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場ほか、恵比寿近隣エリアにて開催。会期は、2024年2月2日(金)〜18日(日)までの15日間。

セオ・ヒョジョン 『Redraw with Code』 (2021年) 「Port to the New Era」展、 仁川国際空港
セオ・ヒョジョン 『Redraw with Code』 (2021年) 「Port to the New Era」展、 仁川国際空港

第16回を迎える「恵比寿映像祭 2024」は、“月へ行く方法”をテーマに掲げ、写真や映像を主としたさまざまな表現を展望。さらに、日本を拠点に活動する新進アーティストに注目した「コミッション・プロジェクト(東京都写真美術館3階展示室)」とともに、継続的なプラットフォームとしての役割をさらに進化させる試みを展開する。

ジョアンナ・ピオトロフスカ 『Animal Enrichment』 (2019年) /3分8秒
ジョアンナ・ピオトロフスカ 『Animal Enrichment』 (2019年) /3分8秒

東京都写真美術館2階展示室では、同館のコレクションを含む多様な社会的・文化的背景を持った作家たちの映像、写真、資料などを紹介。展示室中央では、連日、パフォーマンス、トーク、ディスカッション、ワークショップなどのプログラムも実施され、作家と来場者がコミュニケーションを交わし、ともに思考を重ねていく場を提供する。また、地下1階展示室では、科学や理論では解明しきれない未知なる可能性や思考を示唆する作品やプロジェクトを紹介する。

高尾俊介 『CityScape #1』 (2021年)
高尾俊介 『CityScape #1』 (2021年)

そのほか、アートとデジタルテクノロジーを通じて、人々の創造性を社会に発揮するための活動拠点「シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]」と連携し、恵比寿ガーデンプレイスの中心に位置するセンター広場で、ジェネラティヴ・アート作品などの特別プログラムの上映も行われる。

映像の一回性に着目し、観客との対話を生み出す新たな空間構成の展開を試みる「恵比寿映像祭 2024」。歴史的作品から現代作品まで、異なる角度からイメージの可能性を探る注目のイベントをどうぞお見逃しなく。

※掲載情報は2月5日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。

恵比寿映像祭 2024「月へ行く30の方法」
会期/2024年2月2日(金)〜18日(日)
※コミッション・プロジェクト(3F展示室)のみ3月24日(日)まで
会場/東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所ほか
開館時間/10:00〜20:00
※入館は閉館の30分前まで
※最終日は18:00まで
※2月20日(火)〜3月24日(日)のコミッション・プロジェクトは10:00〜18:00(木、金は20:00まで)
休館日/月
※2月12日(月・祝)は開館、翌13日(火)休館
URL/www.yebizo.com/

Text : Akiko Kinoshita

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