マドンナ、2時間のステージ遅刻に対する訴訟に全力で闘う姿勢 | Numero TOKYO
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マドンナ、2時間のステージ遅刻に対する訴訟に全力で闘う姿勢

©Bang Media International
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マドンナが、NYブルックリンのステージに2時間遅刻したとして起こされた訴訟に対し、コンサートプロモーターのライブ・ネイションと共に「全力を傾けて」闘う姿勢を見せた。

昨年12月13日、バークレイズ・センターで「セレブレーション・ツアー」公演の一環として行われた公演の遅延は、本人の遅刻ではなく「技術的な問題」のためだったという。

同公演の遅れに不満を抱いたファンのマイケル・フェローズさんとジョナサン・ハッデンさんは、「自分たちと同様の立場の人々を代表して」訴訟を起こしていた。

マドンナのプロモーターのライブ・ネイションはETOnlineにこう声明を発表している。 「マドンナの2023年のヨーロッパでのセレブレーション・ツアーは完売し、絶賛されました」「北米でのショーは予定通りブルックリンのバークレイズ・センターで開催されましたが、12月13日は、サウンドチェック中に技術的な問題が発生したのです」「これが当時の報道でよく知られた遅延の原因となりました。私たちはこの裁判を全力を傾けて弁護するつもりです」

原告の二人はマドンナとライブ・ネイションのプロモーターに対し、虚偽の広告をしたとして訴状をニューヨーク東部地区連邦裁判所に提出、RadarOnline.comによると、「過去40年間、第1線でのパフォーマーの1人によるバークレイズ・センターでのコンサートのチケットを消費者らは騙されて購入した」と主張しているという。予定されていた同コンサートが「病気」を理由に12月に延期され、当日は午後8時30分にスタートすると告知されていたものの、「マドンナはバークレイ・センターでの3公演全てで、午後10時30分まで姿を現さず、観客らが会場を後にしたのは午前1時を回っていた」としている。その結果、「公共交通やライドシェアの利用が制限され、その費用も上がる問題が発生した」と原告は主張、「翌日の仕事や家族の世話などで早起きしなければならず、睡眠時間が削られた」と続けた。

更にマドンナに対して、原告は「時間通りにパフォーマンスを終わらすことが極めて困難である」と批判、「虚偽広告による不当行為、過失による不実表示、不公正、欺瞞の取引慣行」であるとしている。開始時刻の遅れを通知せず、観客らが会場で数時間待ちぼうけとなったとし、2016年の「レベル・ハート・ツアー」や今回の「セレブレーション・ツアー」の他公演でのマドンナの遅刻も例に挙げ、「マドンナには到着時間、コンサート開始時間が遅れた歴史があり、数時間遅れることも頻繁」「被告はチケット所有者らにコンサートがチケットに表示、及び告知された開始時間よりもずっと遅れることを伝えるのを怠った」と主張、「損害賠償、法定損害賠償、三倍賠償、懲罰的損害賠償、コスト、弁護士費用」、そして同公演のチケットでマイケル、ジョナサンがそれぞれ支払った155.90ドル(約2万3000円)、ジョナサンの292.50ドル(約4万3000円)の賠償を求め、陪審裁判を申請した。

Photo: Bangshowbiz

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