ホンマタカシが捉え続けた二つの“都市東京”の写真展
写真家・ホンマタカシによる、東京の街を写した二つのシリーズを同時に展示する注目の写真展が開催中。東京・六本木のTARO NASUにて、2024年2月10日(土)まで。
日本を代表する写真家のホンマタカシは、小誌「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」を含む多くの雑誌や広告でファッションシューティングなどを手がける一方、写真表現の最前線においても、精力的に作品発表を行ってきた。(※1)
ホンマの名を一躍世界に知らしめた、東京の情景を淡々と写し出した伝説的写真集『東京郊外TOKYO SUBURBIA』(1998年)をはじめとし、2015年からは雑誌の連載企画「TOKYO NEW SCAPES」において、改めて東京を被写体に撮影。「東京オリンピック2020」に向けて変化を続ける風景と変わらぬ東京の街並みに、6年間にわたって向き合い続けてきた。
(※1)Numero.jp ホンマタカシ関連記事
本展では、この二つのシリーズ「東京郊外TOKYO SUBURBIA」と「TOKYO NEW SCAPES」を同じ空間に展示することによって、この大都市の変貌を明らかにする試み。
ホンマが捉えた二つの東京を一望できる「東京郊外→オリンピア」展。ぜひお見逃しなく。
※掲載情報は1月17日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。
ホンマタカシ「東京郊外→オリンピア」
会期/2024年1月13日(土)〜2月10日(土)
会場/TARO NASU
住所/東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル4F
料金/無料
時間/11:00〜19:00
休館/日・月曜日、祝日
TEL/03-5786-6900
URL/www.taronasugallery.com/
Text : Manami Abe