体験し、想像する「都市にひそむミエナイモノ展」@有楽町 SusHi Tech Square
Art / News

体験し、想像する「都市にひそむミエナイモノ展」@有楽町 SusHi Tech Square

東京・有楽町、SusHi Tech Square 1F Spaceにて「都市にひそむミエナイモノ展 Invisibles in the Neo City」が開催されている。人々が都市に抱く、記憶や愛着、気配……。8組の若手アーティストによる、VRやAIなどを取り入れたメディア・アートの展示、都市生活を支える隠れた技術など、”ミエナイモノ”を紹介していく。2023年12月15日(金)から2024年3月10日(日)まで。

会場となる「SusHi Tech Square」は、東京都が推進する「Sustainable High City Tech Tokyo= SusHi Tech Tokyo」の取り組みの一環として、2023年8月に有楽町駅前にオープンした。11月までのオープニング展では、第一期として「身体」をテーマに「わたしのからだは心になる?」を開催。続く今回の第二期では「都市」をテーマに体験を重視した「都市にひそむミエナイモノ展 Invisibles in the Neo City」が展開される。

菅野創+加藤明洋+綿貫岳海『かぞくっち』
菅野創+加藤明洋+綿貫岳海『かぞくっち』

参加クリエイターは、gluon + 3D Digital Archive Project、セマーン・ペトラ、Tomo Kihara & Playfool、菅野創+加藤明洋+綿貫岳海、Qosmo、藤倉麻子、佐藤朋子、長谷川愛。そして特別展示に、東京藝術大学大学院 美術研究科 先端芸術表現専攻 八谷和彦研究室より平野真美と島田清夏が参加。

藤倉麻子『あの山の裏/Tire Tracker』
藤倉麻子『あの山の裏/Tire Tracker』

キュレーターの塚田有那は「まちなかのなんの変哲もない景色が、ある人にとっては愛する物語の「聖地」になる。多くの人が行き交う都市には、人の数だけ異なる景色が存在します。もちろん、都市にいるのは人だけではありません。虫、植物、AI、ロボットーーそれぞれの目から見つめる都市の姿は、どんな風にうつるのでしょう?」と問いかける。

佐藤朋子『オバケ東京のためのインデックス 序章 Dual Screen Version』
佐藤朋子『オバケ東京のためのインデックス 序章 Dual Screen Version』

見えないけれど、感じられるもの、残り続けるもの。テクノロジーとつながることで見えてくる世界。そして、私だけが感じていること。ぜひ訪れて体験し、都市について、未来について、思いをめぐらせてほしい。

都市にひそむミエナイモノ展 Invisibles in the Neo City
会期/2023年12月15日(金)~2024年3月10日(日)
会場/SusHi Tech Square 1階
開場時間/平⽇ 11:00〜21:00(最終⼊場20:30)/⼟休⽇ 10:00〜19:00(最終⼊場18:30)
住所/東京都千代⽥区丸の内3-8-3(東京交通会館向かい)
休業日/月曜日(ただし1月8日、2月12日は開場)、1月9日、1月24日、2月13日、年末年始(12月29日~1月3日)  
入場料/無料
URL/sushitech-real.metro.tokyo.lg.jp/second/

Text:Hiromi Mikuni

Magazine

JANUARY / FEBRUARY 2025 N°183

2024.11.28 発売

Future Vision

25年未来予報

オンライン書店で購入する