Culture / News

A24 × ケリー・ライカート監督『ファースト・カウ』トークイベント付き一般試写会に5組10名様ご招待

2023.11.24up

現代におけるアメリカ映画の最重要作家との呼び声が高いクリエイターの一人、ケリー・ライカート監督の映画『ファースト・カウ』が日本初公開される。2023年12月22日（金）に開催される一般試写会に読者5組10名様をご招待。

未開の地でアメリカン・ドリームを追う二人の
予測不可能な物語

1964年、フロリダ州マイアミ生まれのケリー・ライカートは、1994年『リバー・オブ・グラス』でデビュー。以降、“漂流するアメリカ”の姿を一貫したスタイルで鋭く描き続け、批評家のみならず映画ファンからも高い評価を得てきた。日本の劇場で彼女の作品が紹介される機会はほとんどなかったが、2021年に過去4作品の特集上映が行われると、その作品性の高さから瞬く間に口コミが広がり、満席回が続出するほど日本の映画ファンに衝撃を与えた。

本作は2020年の映画祭でお披露目されると、第70回ベルリン国際映画祭金熊賞をはじめ世界中の映画祭で計157部門にノミネート、27部門を受賞と賞レースを総なめした。さらに、映画人からの評価も高く、『パラサイト半地下の家族』のポン・ジュノ監督は「私には決して真似のできないものであって、とてつもなく、うらやましい」とコメント。他にもジム・ジャームッシュ、トッド・ヘインズ、濱口⻯介ら、世界の名だたる監督たちからも称賛の声が上がっている。

物語の舞台は1820年代、西部開拓時代のオレゴン州。アメリカン・ドリームを求めて未開の地にやってきた料理人のクッキー（ジョン・マガロ）と、中国人移民のキング・ルー（オリオン・リー）が出会い、共に成功を夢見る2人はやがてある大胆な計画を思いつく。それは、この地に初めてやってきた“富の象徴”である、たった一頭の牛からミルクを盗み、ドーナツで一攫千金を狙うという、甘い甘いビジネスだった……。

ドーナツ作りを通して2人の男の間に少しずつ友情が芽生えていく過程を美しく描いたこの物語。原作は、これまでケリー・ライカート作品の脚本を数多く手がけてきたジョナサン・レイモンドによる小説「The Half-Life」（2004年発表）。この作品に惚れ込んだライカート監督が映画化を熱望し、過去20年間にわたり映画の中で語り継いできたオレゴン州を“可能性に満ちた未開の地”の舞台に据え、長年の構想を実現させた。

本国での配給はA24が担当。インディペンデント映画の至宝とも呼ばれるケリー・ライカート監督との初タッグとなった。

『ファースト・カウ』トークイベント付き一般試写会に5組10名様をご招待！

日時／2023年12月12日（火）（上映時間：122分）
18:30開場／19:00開映　※特別ゲストによるトークショーあり（予定）
会場／日比谷図書文化館　日比谷コンベンションホール(大ホール)
住所／東京都千代田区日比谷公園1-4 地下1階

※ご当選者の発表は、試写会チケットのメール送付に代えさせていただきます。12月6日（水）までに、当選者の方のみメールにてご連絡差し上げます。

試写会応募ページはこちら

※プレゼントのご応募には会員登録/ログインが必要です。

【注意事項】
※いかなる理由がございましても、開映後・満席の際の入場は固くお断りいたします。
※場内でのご飲食を固く禁止致します。
※試写会当日、会場内入口にて手指の消毒・検温をお願いしております。時間に余裕を持ってご来場ください。
※体温が37.5度以上の場合は、誠に申し訳ございませんがご入場をお断りさせていただきます。
※ご来場の際は、必ずマスクの着用と検温をお願い致します。移動中、入館時もマスクの着用をお願いいたします。
※発熱・咳などの症状がある場合は、ご来場をお控えください。
※新型コロナウィルス感染症の感染拡大状況により、急遽中止とさせていただく場合がございます。
※試写会当日を含む2週間以内に参加者とその同居者に発熱や咳等の症状がある場合は試写会のご参加をお断りさせていただきます。
※試写会場で行われる検査等で入場をお断りさせていただくことがございます。