カルティエとの一夜限りのイベント「CLASH NIGHT by Numero TOKYO」をレポート!“二面性”をテーマに、登坂広臣、高橋文哉など豪華セレブリティが参加
カルティエ(Cartier)のジュエリーコレクション「クラッシュ ドゥ カルティエ」の期間限定ポップアップが、カルティエ ブティック 六本木ヒルズ店と同施設内にある特設会場で開催中。会期初日となった8月30日(水)は、“CLASH NIGHT by Numero TOKYO”と題し、登坂広臣、高橋文哉、渡邊圭祐などに加え、本誌10月号のファッションページで「クラッシュ ドゥ カルティエ」の世界観を体現してくれたダンサーのRIEHATAが来場。それぞれが個性豊かなクラッシュを身に纏い、ポップアップで展開されるオリジナルコンテンツをひと足先に体験するなど、一日限りのスペシャルイベントに花を添えた。
2019年に誕生した「クラッシュ ドゥ カルティエ」は、メゾンが誇る名品「トリニティ」、「LOVE」、「ジュスト アン クル」に次ぐ、カルティエの新たなシグネチャージュエリー コレクション。クラシックかつモダンなムードを醸し、ジオメトリックなフォルムでありながら優美でフェミニンな魅力を放ち、パンキッシュとエレガンスを併せ持つなど、相反する“二面性”から生まれる独創的なコレクションとなっている。
ポップアップの開催を記念した“CLASH NIGHT by Numero TOKYO”では、ジュエリーに内包する “二面性”にフォーカスし、『ヌメロ・トウキョウ』が考える表現者として多面的な魅力を備えたセレブリティを招待。六本木ヒルズ内ウエストウォーク2Fに設けられた特設会場において、バーチャル試着体験やフォトブースなどのオリジナルコンテンツを実際に体験し、クラッシュの世界を存分に楽しんだ。
とくに注目を集めていたのが、二面性診断が受けられるクイズ形式のコンテンツ。タッチパネル上に出題される“金曜の夜は家で過ごす or 外出する?”といった二者択一の質問に答えていくと、自身のパーソナリティに適したジュエリーを選んでくれるもの。性格や個性、内面的な志向を反映したレコメンデーションは、自分ではなかなか気付かない一面を客観視させるとあって、チャレンジする人が引きも切らない様子だった。また、撮影した写真をカルティエのオリジナルフォーマットに変換できるフォトブースも大盛況。180度をカバーした大画面パネルで記録した3枚のポートレートを繋ぎ合わせるもので、多くの来場者が思い思いのポーズで撮影を楽しんでいた。
他にもジュエリーのサイズ感や付けた時の印象をトライすることができるカルティエ独自のバーチャル試着体験ツール「ルッキンググラス」も。ジュエリーと人の手を単純に合成するのではなく、手の角度をどのように変えてもリングがピッタリ密着するように映るので、よりリアルな仮想試着体験が享受できる。また、全種類を試着せずとも好みや相性を事前に把握できるため、ブティックでの実際の試着や購入もスムーズに行えるのも嬉しい。遊び心のある着せ替え的な楽しさと実用性を兼ね備えた最新ツールは、この日も多くの来場者の興味を惹いていた。
もう一箇所の会場であるカルティエ ブティック 六本木ヒルズ店では、「クラッシュ ドゥ カルティエ」に合わせてブティックの内装すべてを期間限定で刷新。メゾンのデザインコードでもあるピコ(スタッズ)とクルカレ(四角錐)のモチーフで壁面や什器を大胆に装飾し、コレクション テーマである相反する要素を巧みに落とし込んだコンテンポラリーな空間に仕上げた。
こちらでは、従来のラインナップに加え、「クラッシュ ドゥ カルティエ」の新作ジュエリーを用意。これまでのダイヤモンドモデルとは異なり、クルカレ(四角錐)のすべての面にダイヤモンドを一つずつあしらった新たなセッティングを導入したイヤリング、ネックレス、リング(すべてピンクゴールド/ダイヤモンド)が展開される。これらはオリジナルデザインの幾何学式形状を忠実に再現したものでプリミティブな造形美とリュクスな佇まいが同居したクラッシュらしい新作となっている。
なお、ポップアップの会期は2会場とも9月10日(日)まで。「クラッシュ ドゥ カルティエ」の深淵なる世界に触れ、まだ知らない“もう一人の自分”を見つけにぜひポップアップに足を運んでみてはいかがだろう。
「クラッシュ ドゥ カルティエ」期間限定ポップアップイベント
期間/8月30日(水)〜9月10日(日)
営業時間/11:00〜20:00 金・土11:00〜21:00
場所/カルティエ ブティック 六本木ヒルズ店、ウェストウォーク2階特設会場
住所/東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズウェストウォーク2階
カルティエ カスタマー サービスセンター
TEL/0120-1847-00
Text:Tetsuya Sato Edit:Naomi Sakai