テイラー・スウィフト、出版本の著作権侵害を巡る裁判が取り下げ | Numero TOKYO
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テイラー・スウィフト、出版本の著作権侵害を巡る裁判が取り下げ


テイラー・スウィフトに対して起こされていた100万ドル(1億3900万円)の著作権裁判が取り下げられた。

2019年にテイラーがアルバム『ラヴァー』に付随して出版した同名の書籍に関して、作家のテレサ・ラ・ダートは、自身が以前に発表した詩集『ラヴァー』の盗作であるとして訴訟を起こしていた。

しかしE!ニュースによると、テレサは今回の訴えを退け不起訴に、実質的にテイラーの勝訴となった。

2022年8月にテネシー州に提出された当初の訴えでテレサは自身の2010年出版の詩集のデザインや原文を、テイラーの『ラヴァー』がコピーしていると主張、ちなみにテイラーの同書はアメリカで290万部の売上を記録している。

著作権侵害を受けたとして、100万ドルの損害賠償を求めていたテレサは他にも、テイラーが自身の本からビジュアル面でも盗作したと非難、「パステルピンクやブルー」を用いた表紙、下向きのポーズをした著者の写真など、両書のあらゆる要素が実質的に同じフォーマットであると指摘していた。

テイラーの弁護士ダグ・バルドリッジ氏はこの訴えを一蹴、当時ビルボードにこう声明を発表していた。「これは決して起こされるべきではなかった訴えです。侵害されたとされる要素、一般的なデザインフォーマットですが、これは著作権保護の対象となりません。被告が原告の著作権を侵害することなど不可能なのです」

一方テレサの弁護士ウィリアム・S.パークス氏はこう反応していた。「この2作品の類似性に関する疑問の答えが最終的に出ることを願っています」「残念なことですが、彼女はこの答えを得るため、今回の訴えを起こす必要性を感じました。裁判官の判断をお待ちしています」

近日発売予定のアルバム『テンション』からの曲だけでなく、カイリーの数々のヒット曲も期待される公演は11月3日から3か月間行われ、チケットは8月9日に発売予定となっている。

Photo: Bangshowbiz

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