ブリトニー・スピアーズ、NBA選手のボディーガードから暴行被害
ブリトニー・スピアーズが、NBAサンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマ選手のボディガードから暴行を受けたという。
ブリトニーが5日(木)、ラスベガスのレストランでウェンバンヤマ選手を見つけ、最近の彼の功績に祝福を伝えようとした際、背後から同選手を「つかんだ」として突き飛ばされたそうだ。
ブリトニーはインスタグラムに当時の様子をこう綴っている。「トラウマ的な経験は初めてじゃなく、これまでも色々あったけど、昨夜起こったことは予想外だった。夕食へ向かおうとしていた時、私のホテルのロビーに見たことのあるアスリートがいたの。その後違うホテルのレストランに行ったら、彼をまた見かけた。だから近づいて彼の功績にお祝いの言葉を言うことにしたの。周囲が凄くうるさかったから、彼の注意を引くため彼の肩を叩いたの」
そして、自身がウェンバンヤマ選手を「つかんだ」と言われていることを否定し、「選手の声明では、『私が彼を後ろからつかんだ』ってことになっているのは知っているけど、私はただ彼の肩を叩いただけ。そしたら彼の警備員が、人だかりの前で振り返りもせずに私の顔に向けてバックハンドしたの。倒れそうになったし、眼鏡が顔からずれた。私はいつも人に囲まれている。実際にあの夜も私のファン20人ぐらいに囲まれていた。私の警備チームは、誰も殴らなかったわ」
TMZによると、同事件を「犯罪」として捜査中だという。一方でウェンバンヤマ選手は、KENS5局に、同事件についてこう話している。「昨夜起こったことについてなんですが、ニュースを見ましたし、何度か電話で起こされました。『止まらないように』と言われ、真っすぐ歩いていたので、何があったのか見ませんでした。でもあの人が僕を後ろからつかんだんです。私の肩ではありません。だから警備員が彼女を押しのけたことだけは知っています。どれだけの強さでそうしたのかは知りません。でも警備員が彼女を押しのけました。僕は立ち止まって見ませんでしたし、そのまま店に入り美味しい夕食を楽しんだのです」
そして、その女性がブリトニーであることに気付かなかったとし、「まず『冗談だろ!』と思いました。しかし、それがブリトニー・スピアーズだったわけです。彼女の顔を見なかったので、知らなかったのです。僕はただ真っすぐ歩いていましたから」と続けた。
今回の事件を受けて、2022年にブリトニーと結婚した夫のサム・アスガリは、インスタグラム上で「手に負えないボディガードの暴力的な行動が、素晴らしい若者の功績に影を落とすべきではない。きちんとした審査なしに彼を雇った人、そしてスポーツとエンターテイメント界における女性軽視の文化にも責任がある」と非難している。
Photo: Bangshowbiz