TOMORROW X TOGETHER、MOAと過ごす甘い時間! 日本2ndアルバム『SWEET』ショーケースをレポ
2023年7月5日(水)、TOMORROW X TOGETHERが日本2ndアルバム『SWEET』の発売を記念してショーケースを開催。会場となった六本木ヒルズアリーナには約1,000名のMOA(ファンの名称)が集まった。
2023年1月にリリースした5th Mini Album『The Name Chapter: TEMPTATION』では、自身初となる「ビルボード200」で1位を獲得。その後19週連続でチャートイン(6月17日付)を記録し、今年発売されたK-POPアルバムの中では最長期間チャートインを打ち出すなど、グローバルで人気を拡大している彼ら。
3月のソウルを皮切りに行われたワールドツアー「TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT : SWEET MIRAGE>」では、シンガポール、台湾、日本4都市、アメリカ6都市をまわり、7月1日(土) ・2日(日)には、追加公演として京セラドーム大阪での公演を成功裏に終わらせたばかり。ショーケースの合間には降っていた雨が止み、「トゥバ晴れですね」と司会の古家正亨氏が感嘆する場面も。
『Sugar Rush Ride [Japanese Ver.]』のMVと同じ、白シャツにカーキ色のショートパンツを合わせたスタイルで登場すると、会場の熱気は最高潮に。まずはアルバム『SWEET』からシンガーソングライターの優里が描き下ろした新曲「紫陽花のような恋 (Hydrangea Love)」を披露。愛する人と過ごす日々をひとつひとつ掻き集め、そのすべてが相手になり自分になるという恋愛模様を、たくさんの小さな花びらが重なり合って咲く紫陽花になぞらえた日本語オリジナル曲となるラブソングで、切ない感情をたっぷり込めてエモーショナルに歌い上げた。
続いて、メンバーからの挨拶。
SOOBIN「みなさんこんばんは、SOOBINです。今日は暑い中お集まりいただきありがとうございます」
HUENINGKAI「みなさんこんばんは、HUENINGKAIです。今日ここで会えるのを楽しみにしていました。今日は一緒に盛り上がりましょう!」
BEOMGYU「こんばんは、BEOMGYUです。暑いので、みなさん水分をしっかり摂りながら楽しんでくださいね」
YEONJUN「こんばんは、YEONJUNです。……会いたかったです。みなさんにお会いできて本当にうれしいです」
TAEHYUN「こんばんは、TAEHYUNです! またこの場所でMOAのみなさんにお会いできてうれしいです。会いたかった!」
自身初となる日本ドーム公演となった、京セラドーム大阪でのコンサートの感想を聞かれると、「ステージから見る皆さんがとってもきれいで、こんなにたくさんの方が集まってくれたんだと思って、とてもうれしかったです。また、MOAの皆さんと一緒に生放送の音楽番組に出られたのも印象に残っています」とSOOBIN。
「ドームの夢が叶ったわけですから、この次はドームツアーですね?」とたずねられると、「もちろんです」とHUENINGKAIが答え、大きな歓喜の声が沸き上がるシーンも!
次の話題は、日本2ndアルバム『SWEET』について。『Sugar Rush Ride [Japanese Ver.]』 や『0X1=LOVESONG (I Know I Love You) feat. 幾田りら [Japanese Ver.]』のほか、日本オリジナル曲を含む全12曲からなる作品となっている。
「『Sugar Rush Ride [Japanese Ver.]』や、日本オリジナル曲の『紫陽花のような恋 (Hydrangea Love)』をはじめ、ファンソングの『MOA Diary (Dubaddu Wari Wari) [Japanese Ver.]』など、僕たちとMOAのみなさんのたくさんの思い出のある曲が収録されており、とても思い入れの深いアルバムに仕上がりました」(TAEHYUN)
「タイトル曲の『Sugar Rush Ride [Japanese Ver.]』は、5th Mini Album『The Name Chapter: TEMPTATION』のタイトル曲の日本語バージョンで、拒否できない悪魔の誘惑に直面し、陥る姿を表現した曲です。『Gimme gimme more』の歌詞に合わせた振り付けがポイントになっていますので、ダンスも一緒に楽しんでいただけるとうれしいです」(HUENINGKAI)
「『Sugar Rush Ride [Japanese Ver.]』の日本語は本当に難しかったです(笑)。かなり早いペースでの日本語の歌詞に挑戦したので、そこにも注目して聴いて欲しいです。エネルギーあふれるパフォーマンスも見どころです」(BEOMGYU)
「(『紫陽花のような恋 (Hydrangea Love)』を初めて聴いたとき、)ミドルバラードの曲できれいなメロディが印象的でした。歌詞が紫陽花に喩えたラブストーリーになっていて、とても素敵で感動した記憶があります」(YEONJUN)
メンバーのお気に入り曲を聞かれると、それぞれ次のように回答。
SOOBIN「僕は……『紫陽花のような恋』です」
YEONJUN「僕は『ひとりの夜 (Hitori no Yoru)』です」
BEOMGYU「僕は『君じゃない誰かの愛し方 (Ring)』です」
HUENINGKAI「僕はSOOBINさんと一緒です」
TAEHYUN「僕はBEOMGYUさんと一緒です」
ここでオリコンデイリーランキングの速報が入り、見事1位を獲得とのニュースが! 会場は「おめでとう」という祝福の歓声で溢れ、「ほんま、やばいです」とHUENINGKAIが流暢な日本語を披露する一幕も見せた。
最後にメンバーが思い思いにメッセージをおくった。
TAEHYUN「MOAの皆さんと一緒に過ごせて幸せな時間でした。また、より良い姿で皆さんの前に戻ってきますので、待っていてくださいね」
YEONJUN「楽しい時間はあっという間ですね。今日は、皆さんの声をたくさん聞けて僕たちもうれしかったです。暑い中集まってくださり、ありがとうございました。またね、大好きです!」
BEOMGYU「今日は、ありがとうございました。皆さんの歓声や熱気で楽しんでくれているのが伝わってきて、うれしかったです。ありがとうございました」
HUENINGKAI「今日は暑い中来てくださり、本当にありがとうございました。アルバム『SWEET』をたくさん聴いて、愛してくださいね」
SOOBIN「皆さん、今日は僕たちの日本2ndアルバム『SWEET』をご紹介しました。どうでしたか? みなさんも『SWEET』をたくさん聴いて、お気に入りの曲を見つけてくれたらうれしいです。ありがとうございました」
(ここまでコメントはすべて日本語)
ショーケースの締めくくりは、『Sugar Rush Ride [Japanese Ver.]』のパフォーマンス。MOAの大きな掛け声が重なり、妖艶で爽やかな魅力が弾ける舞台を盛り上げた。「また会いましょう!」と最後まで丁寧にファンに挨拶する姿が印象的だった。
グループは音楽番組への出演やミート&グリートイベントをはじめ、しばらく日本での活動を予定している。7月7日(金)にはジョナス・ブラザーズとコラボレーションしたデジタルシングル「Do It Like That」をリリースするほか、8月にはヘッドライナーとして米・音楽フェスティバルのロラパルーザに出演、またインドネシアとフィリピンでの追加公演を控え、この夏も大活躍が期待される。
Photos: Koji Yamada Text: Yukiko Shinto