Kōki,のコレクションリポート! イゾラ・ベッラでの「ルイ・ヴィトン」2024クルーズ
2023年5月24日(水)、イタリアのマッジョーレ湖に浮かぶイゾラ・ベッラ島にて発表されたルイ・ヴィトン 2024 クルーズ・コレクション。この美しい宮殿と庭からなる小さな島でのショーに、フレンド・オブ・ザ・ハウスとして訪れたKōki, 。驚きと感動に満ちた旅を、コレクションリポートとともにお届けします!
【5月24日 20:35 ショーの前に】
本誌編集長・田中杏子のインタビューにも応えてくれた。イタリアの温かな雰囲気とアートの素晴らしさ、ショーへの期待が高まります!
【ショーを終えて】
クルーズ・コレクションを堪能したKōki,は「心に響く体験でした。歴史ある宮殿と、美しく、幻想的で繊細なルック。そのコントラストとバランスは、本当に驚くべきものでした」とコメント。
【Kōki, お気に入りのルック5選!】
それでは、Kōki,がお気に入りのルックをご紹介。まずは本コレクションで話題となった防水性能を持つネオプレン素材を使ったルックから。
「ウエットスーツのような素材で出来たシックでクールなオールブラックルック。素材が生み出す独特な光の反射がまるで海の中の魚のようでした。魚のひれのようなデザインと、胸元の水の中の泡が幻想的で素敵です。靴はスポーティーなスニーカーを合わせて、赤がアクセントになっていますね!」
「シルエット、色合い、そして動きが本当に美しかったです。圧倒的な存在感で、海の中で揺られているマーメードのようでした」
「セットアップに、このシンプルなジャケットが好きでした。光るシークエンスがとても繊細に使われていて美しかったです」
「ドラマチックなヘッドピースと、魚の鱗のようなスカートが好きです。マリンのボタンのレザーショートジャケットに、この白いデリケートなスカートを合わせているのが、クールでかっこいいですね! 魚の鱗のようなスカートは、光を反射して、そのスカートが光っているように見えました」
「ステンドグラスのような雰囲気がエレガントな、とても素敵なワンピース。白い部分がクラゲの触手のように見えました! 色のグラデーションと細かく光るスパンコールがすごく美しかったです」
【注目のバッグ&シューズ編】
続いて、さまざまなシーンや着こなしで楽しめるバッグやシューズをセレクト!
「魚の鱗が沢山集められて作られたような、ルックのアクセントになる存在感がありました」
「シンプルだけどスポーティーでとてもクールなブーツ。カジュアルとシックなルック、両方組み合わせられるブーツですね!」
「魚を摂る網のようなバッグ。持っている時のシルエットがとても可愛いです!」
「スポーティーでクールなスニーカーが、ルックにピッタリでした」
「可愛らしさとクール、両方楽しめるとても魅力的な貝殻のバッグ」
ウィメンズ アーティスティック・ディレクターの二コラ・ジェスキエールによる本コレクションは “水中の生活から素晴らしい地上を目指して漂い進化した生き物たちの、クルーズという現代の物語”。
Kōki,は、ルイ・ヴィトンのインタビューに「まるで海にいるような気分で、魚の鱗のようにみえるディティールが素晴らしかったです」とコメントを寄せた。水中のモチーフや装飾、サルトリアルなディティールまで注目し、地上に居ながらのマジカルなクルーズをとても楽しんだ様子。
【5月24日 21:00 ニコラとの再会】
ショーの後は、ウィメンズ アーティスティック・ディレクターの二コラ・ジェスキエールへご挨拶。
「二コラに会うのは、今年の3月パリ以来。笑顔で温かく丁寧に迎えてくれました」
【5月25日 15:00 旅の終わりに】
ファンタスティックなショーの夜が明けた翌日。リラックスしてお散歩へ。
「帰国前の自由時間、マッジョーレ湖の湖畔を散策。澄んだ青い空のもと、心地よい風がふいて最高のお散歩日和でした」
Text:Hiromi Mikuni