フォトグラファー、ダニエル・マチャド展が新オープンの太郎平画廊で開催
ラテンアメリカにルーツを持ち、現在は東京を拠点に活動するダニエル・マチャド。ウルグアイ、アルゼンチン、スペイン、そして日本と、数多くの国で暮らした経験を生かし、ノスタルジックでありながらもシュールレアリスティック、マジックリアリスティックな作品を制作・発表している。
本展では、幼い頃から慣れ親しんできた“タンゴ”をテーマに、「タンゴ・コンフュージョン」、「脚とバンドネオン」、「音楽ラッキーホール」の3 シリーズを展示。
個性的なダンサーが他のジャンルの動きを取り入れて踊り、模倣、反復されて一つのスタイルができあがっていくニュータンゴ。その世界観を一種のパロディとして表現した「タンゴ・コンフュージョン」。「脚とバンドネオン」は、タンゴダンサーの官能的な編タイツを履いた脚とタンゴ音楽を奏でる楽器バンドネオンで構成される写真作品。そして、「音楽ラッキーホール」シリーズは、蓄音機と女性モデルによるシュールで遊び心あふれる作品となっている。
築30年の石造りの建物に4月1日にオープンしたばかりの太郎平画廊。新ギャラリーで開催される注目の本展をどうぞお見逃しなく!
※掲載情報は4月17日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。
「Tango x 3」
会期/2023年4月14日(金)〜5月3日(水・祝)
会場/太郎平画廊
住所/東京都中央区日本橋本町1-7-12 日本橋太郎平ビル
開館時間/水、木、金、土 12:00〜19:00
URL/https://tarohei-gallery.com/nihonbashi-gallery/
Text : Akiko Kinoshita