デヴィッド・ボウイ、8万点超の関連アイテムが一般公開へ

デヴィッド・ボウイの8万点を超える関連アイテムが初めて一般公開される。2016年に肝臓がんとの闘病の末、69歳で死去したボウイゆかりのアイテムが、ロンドン東部のクイーン・エリザベス・オリンピック・パークに2025年完成予定のビクトリア＆アルバート博物館新施設「ザ・デヴィッド・ボウイ・センター・フォー・ザ・スタディ・オブ・パフォーミング・アーツ」に展示されることが決まった。

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同博物館のトリストラム・ハント館長はこう話す。「デヴィッド・ボウイは時代を超えた最高のミュージシャンでパフォーマーです。V&Aは彼の素晴らしいアーカイブの管理人となり、それを一般公開することを楽しみにしています。べルリン、東京、ロンドンを股にかけて音楽、演劇、映画、ファッション、スタイルの中でボウイが行った急進的なイノベーション、それは今もなおデザインや視覚文化に影響を与え続け、ジャネール・モネイ、レディー・ガガ、ティルダ・スウィントン、ラフ・シモンズといったクリエイティブな才能を持つ者たちにインスピレーションを与えています。我々の新たなコレクション・センター、V&Aイースト・ストアハウスはボウイの作品とV&Aの5000年に渡るアート、デザイン、パフォーマンスのコレクションが出会う理想の場所です。これを実現させ、次世代のボウイ・ファンに向けた歴史的資料を提供してくれたデヴィッド・ボウイ・エステート、ブラヴァトニク・ファミリー財団、ワーナー・ミュージック・グループに深く感謝します！」

同コレクションの中にはボウイの手書きの歌詞、手紙、楽譜、オリジナルの衣装やファッションに関するもの、写真、映画、ミュージック・ビデオ、舞台美術、本人が所有していた楽器などが含まれるという。