恵比寿映像祭2023「テクノロジー?」開催@東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイスほか | Numero TOKYO
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恵比寿映像祭2023「テクノロジー?」開催@東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイスほか

毎年恒例の注目イベント「恵比寿映像祭」が、東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイスほか東京・恵比寿エリア一帯にて開催中。会期は、2023年2月3日(金)〜19日(日)まで。

『See me in Depth』 (2019年) ©ECAL/Gohan Keller
『See me in Depth』 (2019年) ©ECAL/Gohan Keller

このたび第15回目を迎える「恵比寿映像祭2023」では、「テクノロジー?」というテーマのもと、時代ごとにアートと技術がどのような関係のなかで表現を生み出してきたかを考察。日本でも評価が高まる中国のマルチメディアアーティスト、ルー・ヤンの作品をはじめ、20世紀の名作から近年注目されるアーティストの作品まで、多様な表現を紹介する。

また「コミッション・プロジェクト」 や、昨年10月に誕生したアート×デジタル×デザインの創造拠点シビック・クリエイティブ・ベース東京(CCBT)との連携企画など、新たなプロジェクトもスタート。「映像とは何か」という問いを深め、映像文化の創造と紹介・体感の場としてフェスティバルをさらに活性化させる試みだ。

フィオナ・タン 『リフト』 (2000年) 東京都写真美術館蔵
フィオナ・タン 『リフト』 (2000年) 東京都写真美術館蔵

「コミッション・プロジェクト」では、日本を拠点とする新進アーティストたちに映像作品を制作委嘱。その成果発表として、今回選出された4作家それぞれの新作を発表する。
また、「YEBIZO MEETS 地域連携プログラム」では、CCBTとの連携により恵比寿ガーデンプレイス センター広場に登場する光と影の屋外インスタレーションをはじめ、恵比寿近隣のギャラリーなど各連携先会場で多彩な展覧会やイベントを同時開催。

約125組の参加アーティスト、ライブ・イべント、シンポジウム、トークセッションなどの詳細は、公式サイトをぜひチェックしよう。

山沢栄子 『物体』 〈私の現代〉より (1986年) 東京都写真美術館蔵
山沢栄子 『物体』 〈私の現代〉より (1986年) 東京都写真美術館蔵

多様化する映像表現と映像受容のあり方を問い直し、芸術と映像がもたらすオルタナティヴな価値観の生成を促すプラットフォームとして拡大を続けてきた恵比寿映像祭。今年の試みにも、どうぞご注目を!

※掲載情報は2月7日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。

恵比寿映像祭2023 「テクノロジー?」
会期/2023年2月3日(金)〜19日(日)
※コミッション・プロジェクト(3F展示室)のみ、3月26日(日)まで10:00〜18:00(木、金のみ20:00まで)開催
会場/東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所
開館時間/10:00〜20:00
※最終日は18:00まで
※それぞれ入館は閉館の30分前まで
休館日/月
料金/入場無料
※一部のプログラム(上映など)は有料
※オンラインによる日時指定予約推奨
URL/https://www.yebizo.com/

Text : Akiko Kinoshita

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