ミシェル・ウィリアムズ、今も演技のレッスンを継続
ミシェル・ウィリアムズは、今でも演技のレッスンを受けているそうだ。ミシェルは、1990年代後半にハリウッドでキャリアをスタートさせて以来、アカデミー賞に4回もノミネートされているものの、レッスンを受けることで 「落ち着く」という。
ミシェルはこう語る。「私は演技の授業を受けているの。自分の名前を酷評しているわけではないわ。学んでいるのは全て技術的なこと。自分の体や意思、そして強烈な反発。時々、演技の練習は本当に自分自身を落ち着かせ、自分が現れた時、何らかの形でそこにいるに値すると感じるための方法だと思う」
ニューヨーク近代美術館 MoMA のコンテンダーズ・シリーズのパネリストとして登壇したミッシェルは 、撮影現場でカメラが回り始めると「異なる心の状態」になると続ける。「技術的な面を構築して、そしてそれが止まる。何故なら一旦撮影を開始しコミットした瞬間に、構築し続けることができなくなるから。その時は全く違った心の状態が必要なの。できる限り技術を磨き、それがまた別のものになる」
一方で故ヒース・レジャーとの間に17歳のマチルダ、夫トーマス・ケイルとの間に2歳の息子ハートをもうけ、最近3人目の子供が誕生していたミシェルは、自身の子供たちも大好きな『サウンド・オブ・ミュージック』のジュリー・アンドリュースをインスピレーションとして挙げる。「ジュリー・アンドリュースは、あまりにも素晴らしい存在。私はいつもジュリー・アンドリュースに立ち返るの。あの白熱した雰囲気は、素敵すぎて現実味がないほど。でも彼女は実在していた。私の17歳の娘を誉めてあげないといけないわ。彼女の寝室には、ジュリー・アンドリュースの写真が額に入って飾られているの」