京都が舞台の日本最大級の国際的なアートフェア「ACK」が2022年11月18日(金)より開催
2021年に初開催され、大きな話題を呼んだ京都の新しいアートフェア「Art Collaboration Kyoto(ACK)」。第2回目が11月18日(金)より3日間で、京都市左京区の国立京都国際会館にて開催される。
京都を舞台に従来の作品売買を主とするアートフェアの枠組みを越え、現代アートとコラボレーションをテーマにした日本最大級の国際的なアートフェア「Art Collaboration Kyoto(ACK)」。2021年の初年度に続き、第2回目となる今回は、プログラムディレクターに山下有佳子が就任。日本のギャラリーが海外のギャラリーをゲストに迎え、ブースをシェアして出展するフェアのスタイルを踏襲しつつも、新たに世界のアートシーンや課題についてグローバルな視点で共有・議論する「カンファレンス」としての機能を加え、より良い社会にむけてともに考えるコミュニティの発展を目指すという。
今年度は、ANOMALY(東京)や、アートコートギャラリー(大阪)など国内のギャラリーをホストに、海外に本拠地のあるギャラリー(北米から12、欧州から9、アジアから8)をゲストに招き、総勢58のギャラリーがコラボレーション。なお、京都にゆかりあるアーティストを紹介するセクション「キョウトミーティング」では、FINCH ARTS(京都)など国内6ギャラリーが京都の現代アートを発信する。
キュレトリアルテーマは「時間の花」。「アートを鑑賞することでそれらの課題について何かしらのインスピレーションを得たり、多種多様な人々が共存できる社会を実現するために共に考える機会となれば」(プログラムディレクター、山下のコメントより)。本テーマをもとにメイン会場である国立京都国際会館のほか、ACKの新たな企画としてサテライトプログラム「Flowers of Time」(11月10日(木)〜20日(日)、本願寺伝道院、詳細はウェブサイトにて要確認)を開催するなど、その試みは京都府全域に広がるという。
会期中には国際的なアートマーケットとそのエコシステム、国内外のアートシーンの動向からNFTアートに至るまで、多彩なトークイベントの開催や、アーティストによる子ども向けワークショップなども実施予定。ますます目が離せないACKに、ぜひ注目を。
※掲載情報は11月15日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。
Art Collaboration Kyoto 2022
会期/2022年11月18日(金)〜11月20日(日)
メイン会場/国立京都国際会館イベントホール
住所/京都市左京区宝ヶ池
時間/12:00〜19:00(最終日は17:00まで)※最終入場は閉場の1時間前まで
料金/早割価格 一般 2,500円、大高生 1,000円※10月31日(月)まで
チケットURL:e-tix.jp/a-c-k/
通常料金 一般 3,000円、大高生 1,500円
URL/a-c-k.jp/
Text:Akane Naniwa