藤原ヒロシによる、ファッション&カルチャーを愛する人のための必読書
明日11月5日(土)、小誌が手がけるムックシリーズ『Numéro TOKYO EXTRA』の第三弾が発売となる。「Hiroshi Fujiwara presents ARCHIVE of MEMORIES」を副題に、藤原ヒロシが監修した本書は、元ハニカム編集長の鈴木哲也とNumero TOKYO編集部とともに、取材や撮影から執筆に至るまで藤原自身が手がけたスペシャルな一冊だ。
『Numéro TOKYO』本誌より一回り小さいB5変形サイズ、レンチキュラーステッカーの付録付き!
表紙のアートワークは、コラージュアーティストの河村康輔(Instagram:@kosukekawamura)が今回のムックのために特別に制作したもの。コラージュやグラフィックといった河村の活動の原点は“パンク”。藤原がセレクトした数枚の写真をシュレッダーで分解して再構築したビジュアルから放たれる視覚的バグに心ざわめかずにはいられないはず……。
中面では、藤原の日常を追いかけながらそのスタイルの魅力を紐解くストーリーを展開しているほか、時計、アート、ガジェットなどの私物もくまなく掲載。
また、スケシンと藤原が語るグッドイナフ、小誌編集長・田中杏子とのファッション談議、フクヘンこと鈴木芳雄とのアート談議をはじめ多数の対談を収録。小泉今日子、UA、瀧見憲司へのインタビューから藤原ヒロシの音楽活動を振り返る企画など、読み物も非常に充実している。
枚挙にいとまがないコラボレーションワークについて、本書では主に最新アイテムを紹介している。そして「7 モンクレール フラグメント ヒロシ・フジワラ」の最新ルックは藤原が注目するアーティストが着用するファッションポートレイトとして、フォトグラファー・鈴木親が撮り下ろした。
藤原ヒロシとは一体何者なのか。彼は現在、何を感じ、何に注目しているのか。彼の視線の先にあるものを追いかけ、エディットし、雑誌というフォーマットに記録。唯一無二のセンスとユーモアに溢れた、ファッションとカルチャーを愛する人のための必読書をぜひ入手して、余すところなく堪能してほしい。
『Numéro TOKYO EXTRA』
Hiroshi Fujiwara presents ARCHIVE of MEMORIES
発売日/2022年11月5日(土)
企画・編集/Numéro TOKYO編集部+鈴木哲也、藤原ヒロシ
サイズ/B5変形 全134p ステッカー付き
価格/¥2,200
Text:Chiho Inoue