カナダグース大阪店オープンを記念し、鈴木親が大阪を舞台にキャンペーンビジュアル制作 | Numero TOKYO
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カナダグース大阪店オープンを記念し、鈴木親が大阪を舞台にキャンペーンビジュアル制作

10月8日(土)、関西初となるカナダグースの路面店が誕生する。今回のオープンを記念して、写真家・鈴木親がキャンペーンビジュアルを制作した。

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モデルをつとめたのは辰𠮷𠀋一郎、平田かのん、窪塚愛流、朝吹真理子、コウテイ九条ジョー、haru.と多彩な面々。心斎橋や新世界、道頓堀など、大阪を舞台に、世代やジャンルを超え、“本物であり続ける”ことにこだわる人物がキャスティングされた。

スタイリングは北村道子が担当。大阪での撮影の仕事は、映画『ブラック・レイン』以来だという。ロケーション候補地やモデルの顔ぶれから、「何も足さなくていい」と、アパレルからシューズまですべてカナダグースのアイテムでコーディネート。

鈴木親は今回の撮影についてこう語っている。

「̶最初に大阪で撮影したいと思ったのは、大阪が持つ強い個性に惹かれたところが大前提ですが、ファッションのロケ地としてこ 20 年はあまり撮影されてきていないということです。パリやニューヨーク、東京や京都等の個性的な街の風景は多くのファッション誌で見かけますが、大阪は90年代の『FACE』誌以来ほぼ撮られてきていないんじゃないんでしょうか。

しかし実際に外国のモード誌が思い描く日本の街の印象であるアニメや混沌とした街の看板の印象は、大阪で撮影された『FACE』の誌面の影響が大きいと思います(もちろん、映画『ブラックレイン』の十三の街がそのルーツですが)。そのルーツを踏まえた上で、ここ数年、大阪で撮影してみると、日本のどの都市よりもファッションとの相性が抜群で、この街でもっと撮りたいと思っていたところに、この撮影のお話を頂き、今までの集大成的な発想でロケ地を決めました。そして、このカナダグースの大阪でのビジュアルが出た後には、日本の媒体だけでなく、色々な国のファッションメディアのロケ地になっていくことは間違いないと思います。

本物になれても本物で居続けることは凄く難しいことで、それは理想が高くなければ出来ないことです。その高い理想が気品だったり、その人が持つ雰囲気やオーラのようなものと呼応しているのだと思います。それらを感じられる方を被写体にしたいと思いました。もちろん、同じことを撮影のスタッフにも求めていました。“本物であること”を体現し続けてきた北村道子さんにスタイリングをお願い出来たことで今回のキャスティングが完成出来たと思います」

キャンペーンビジュアルは、CANADA GOOSE公式サイトやSNSを通じて発信中。また、カナダグース大阪店では、キャンペーンビジュアルを使用したタブロイドを、10月8日のオープンより数量限定で配布される予定。

CANADA GOOSE 大阪店
住所/大阪府大阪市中央区南船場4-3-2 ヒューリック心斎橋ビル 1F
営業時間/11:00〜20:00
https://www.canadagoose.jp/

Text:Chiho Inoue

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