2年半ぶりに来日したSEVENTEENがCARATと約束「次はドームで!」 | Numero TOKYO
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2年半ぶりに来日したSEVENTEENがCARATと約束「次はドームで!」

SEVENTEENが2年半ぶりに来日! 5月7日(土)8日(日)にさいたまスーパーアリーナでファンミーティング『SEVENTEEN 2022 JAPAN FANMEETING ‘HANABI’』を行った。チケットは完売し、来日を待ちわびた合計6万人のCARAT(SEVENTEENのファンの呼称)が会場に集結。有観客では世界最速、初披露となる『Darl+ing』を含め11曲を熱唱し、ゲームやトーク満載の3時間で、会えなかった空白を埋めたイベントをリポートします!

© PLEDIS Entertainment
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「お元気でしたか?」で始まったファンミーティング

チケットは完売、満員となったさいたまスーパーアリーナ。ステージ上のスクリーンに花火の映像とメンバーのシルエットが浮かび上がり、『舞い落ちる花びら(Fallin’ Flower)』(2020年4月リリース)でイベントは開幕。HOSHIDKが「お元気でしたか?」と呼びかけ、リーダーのS.COUPSの掛け声による挨拶でファンミーティングがスタートしました。

「こうやって久しぶりに会えて嬉しいです」(VERNON)「本当に会いたかったです」(THE 8)とCARATとの久しぶりの再会を喜び、DKは「今日の公演は‘HANABI’だから」とDAOKO×米津玄師の「打上花火」を1フレーズ、アカペラで歌うなど、スタートから大サービス。JEONGHANは「本当に会いたかった! 今日もキラキラして綺麗です」と満員の客席に揺れるペンライトに感動していた。

JEONGHAN © PLEDIS Entertainment
JEONGHAN © PLEDIS Entertainment

JEONGHAN「日本のCARATの皆さんとは『HARU』『HARE』と僕たちなりの『HA』シリーズを続けてきたんですが、シリーズ最後の『HANABI』を用意しました」

そこへ、MCの古家正亨さんが登場。彼らのデビュー前から親交がある古家さんは「久々にみんなと会えて泣きそうだったけど、自分の心に言い聞かせたんです。『울고 싶지 않아(Don’t Wanna Cry)』って(笑)」と曲のタイトルを交えて、再会の心境を表現した。

次に、2択を選ぶ「SVT バランスゲーム」へ。「A 1年間世界中を旅行する/B 1年間1つの国を旅行する」という質問では、HOSHIがBを選択し「日本に1年住んだら、日本語がもっと伸びるかと思って。一度、留学生活をしてみたい」と答えると、WOOZIが「もともと旅行が好きではないので、あえてこの2つならBの方がストレスが少ないと思います」と消極的なコメント。

MINGYU  © PLEDIS Entertainment
MINGYU © PLEDIS Entertainment

MINGYUは「まず1年間世界を1周して、次の年に1つの場所に行く」と2択の前提を覆す名回答を披露した。

さらに「A SEVENTEENのリーダーになる/B SEVENTEENの末っ子になる」という質問では、リーダーであり最年長のS.COUPSがBを、最年少のDINOはAを選んだ。

S.COUPS © PLEDIS Entertainment
S.COUPS © PLEDIS Entertainment

S.COUPS「末っ子たちはリーダーの苦しみがわかってない! こんなに言うことを聞かない弟たちが12人もいるんですよ!(笑)」

DINO © PLEDIS Entertainment
DINO © PLEDIS Entertainment

DINO「リーダーになりたいわけじゃないけど、末っ子はイヤだなって」

WONWOO © PLEDIS Entertainment
WONWOO © PLEDIS Entertainment

WONWOO「僕はB。末っ子も大変だけど、リーダーよりいいかな」

さらに「A 振り付けは難しいけどフォーメーションは簡単/B フォーメーションは難しいけど振り付けは簡単」という、HOSHIを中心に自分たちで振り付けを行うSEVENTEENだからこその質問も。「ボーカルチームはフォーメーションが難しい。簡単そうに見えてもこんがらがっちゃう」(JEONGHAN)と、13人の複雑なフォーメーションを見せてくれる彼らの努力が垣間見える回答が。THE 8が「僕はよくHOSHIさんに叱られるのでAがいい」(THE 8)と答えると、HOSHIが「愛してる! THE 8」と叫び会場は笑いに包まれた。

THE 8 © PLEDIS Entertainment
THE 8 © PLEDIS Entertainment

THE 8「HOSHIさん、普段から僕に優しくしてください!」

WOOZI © PLEDIS Entertainment
WOOZI © PLEDIS Entertainment

WOOZI「公演の準備で、フォーメーションを改めて覚え直さなきゃいけないことがよくあります。振り付け自体は、難しくても早く覚えることができるけど、実際にどう動くのか、動線を覚えるのは時間がかかるものなんです」

SEUNGKWAN © PLEDIS Entertainment
SEUNGKWAN © PLEDIS Entertainment

SEUNGKWAN「僕とシンメトリーになるメンバーがいるんですが、それをマーキングするのが大変なんですよ」

HOSHI © PLEDIS Entertainment
HOSHI © PLEDIS Entertainment

HOSHI「これだけ人数が多いと、派手に見せるにはフォーメーションが大事だから」

JOSHUA © PLEDIS Entertainment
JOSHUA © PLEDIS Entertainment

JOSHUA「フォーメーションによって、華やかでカッコよく見せられるんです」

会えなかった時間を取り戻したステージと13人のメッセージ

続いて、『Together -Japanese ver.-』(2020年9月『24H』)、『To You』(2021年10月『Attacca』)『24H』(2020年9月『24H』)のパフォーマンスを披露。そして、パステルカラーのカジュアルな衣装にチェンジし、2つのチームに分かれて、新聞紙ダーツやタップルボールゲームなどをリレー形式で行う「HANABI RELAY GAME」へ。オンラインで鑑賞していたCARATからは、SEVENTEENの映像コンテンツ『GOING SEVENTEEN』(通称:ゴセ)そのままだと感激するコメントが寄せられた。

そして『Left&Right』(2020年6月『Heng:garae』)『HOME;RUN -Japanese ver.-』(2021年4月『ひとりじゃない』)のパフォーマンスへ。HOSHIが「このステージを見せたかった」と、今回のイベントでは、コロナ禍で有観客ライブが開催できなかった期間に発売した曲を中心に、日本初披露の曲をセレクトしたと教えてくれた。

VERNONが「次が最後の曲です」と、4月にリリースした初の英語歌詞となる『Darl+ing』をパフォーマンス。これは有観客では世界初披露となる。この曲で一旦ステージを後に。WONWOOの「これは白い雪が降っていた日の僕たちの物語だ」というセリフとともに『あいのちから』(2021年12月『あいのちから』)でアンコールがスタート。これもライブでは初披露となる。『ひとりじゃない -Japanese ver.-』(2021年4月『ひとりじゃない』)『Healing -Japanese ver.』(2019年5月『Happy Ending』)『Snap Shot -Japanese ver.-』(2021年12月『あいのちから』)も歌い上げ、最後に韓国語、英語、日本語を取り混ぜて、CARATにメッセージを送った。その一部をご紹介(『 』内はメンバー自身が日本語で話した言葉)。

THE 8「僕たちまたすぐに会えますから、少し待っていてくださいね。『僕たちSEVENTEENとCARATは、お互いの太陽になりましょう。いつも感謝しあって愛し合って、大変なときには手を差し伸べるSEVENTEENとCARATになりましょう』」

SEUNGKWAN「この2年、みなさんに直接お見せできなくてもどかしい時間を過ごしましたが、こうやって披露することができて幸せでした。僕たちはもうすぐ4枚目のフルアルバムでカムバックしますので楽しみにしてください。『CARATのみなさんに会えて幸せです。待っていてくれた分、これからたくさん恩返ししていきます。あいのちからを教えてくれたCARATのみなさん、改めて愛しています』」

S.COUPS「まずは、こうして13人が再契約して再会できることが本当に素晴らしいことだと思っています。『僕にいつも夢のような日々をプレゼントしてくれてありがとうございます。1日でも早くドームツアーでCARATの皆さんと楽しく過ごせる日が来たらいいなと思います。愛しています』」

HOSHI「『CARATのみなさん、これからが本当に新しい始まりだと思います。どんな辛いことがあっても避けずに乗り越えて、世界で一番、影響力のある、そして唯一無二の、太陽のように輝くSEVENTEENになります。僕たち、ニューアルバム『Face the Sun』期待してください』」

DINO「2017年に、初めてさいたまスーパーアリーナに来た当時のことを思い出しました。同じ場所でこうしてまた会えるのもCARATのおかげです。みなさんが辛い思いをしても、こうして待ってくれたんだなと思います。みなさんのそういう気持ちを僕たちは忘れずにいます。僕を見てくださっている全てのCARATのみなさんに言いたいです。『今もこれからも僕の存在理由はCARATです』」

MINGYU「『会えるまでにこんなに長くかかるとは思いませんでした。会えなかった2年間はとても会いたかったですし、会えなくてとても辛かったです。みなさんが僕の原動力であると感じました。みなさんがいないと思う人生が怖いです。会えるのであれば、いつも会いたいですし、ステージをするときはいつもみなさんと一緒に楽しみたいです。この会場を輝かせてくれてありがとうございます。もっと多くのCARATのみなさんに会えるようにがんばります』」

JUN © PLEDIS Entertainment
JUN © PLEDIS Entertainment

JUN「とってもとってもワクワクしたし、幸せな2日間でした。こうして皆さんにお会いして、直接ステージをお見せして、特にこれまで見せられなかったステージをたくさん見せることができました。ちょっと残念なことがあるとしたら、ちゃんとみなさんの声を聞くことができなかったことや、マスクがあるからみなさんの笑顔を見ることができなかったことだと思います。でもいつかみなさんの可愛らしい歌声や微笑みを見られる日がくると思っています。その日が来るまでどうぞよろしくお願いします。『2日間幸せな思い出を作ってくれて本当にありがとうございます。CARATの皆さん最高! 昨日話した通り、SEVENTEENのステージにみなさんがいないといけないですね。これからもたくさん会いましょう。よろしくお願いします!』」

DK © PLEDIS Entertainment
DK © PLEDIS Entertainment

DK「日本に来て数日しか経っていないのにもう帰国しないといけないと思うと残念な気持ちになります。こんなに大きな公演会場をCARATの皆さんがいっぱいにしてくれて、僕たちと一緒に楽しんでくれてありがとうございます。どうかみなさん身体に気を付けて、病気をすることなく、ご飯もしっかり食べて、笑顔で次の公演でお会いしたいと思います。『大切でとても愛おしいCARATのみなさんを僕の目に焼き付けることができて本当に幸せでした。この瞬間を作ってくれて本当にありがとうございます。そしてみなさんの人生にこれからどんなことがあってもいつも僕がそばにいるから、辛くても泣かないで笑ってくださいね。あなたを応援する、CARATを愛するDKより。大好き、また会いましょう』」

JEONGHAN「『久しぶりのファンミーティングだから一生懸命準備しましたけど、心配も緊張もたくさんしました。マスクしていてもCARATのみなさんの笑顔が見えました。僕は透視能力があるから(笑)。次にもっと大きな場所で会いましょう。そこでもっといい思い出を作りましょう。最後に僕はCARATさえいれば、いつも頑張れます。CARATは僕にとって充電器です」

JOSHUA「今日は楽しかったですか。僕らも準備しながらワクワクしていました。みなさんにとっても会いたかった。『本当に会いたかったのにいろんな状況で会えなくて寂しかったです。今日、こうやって会えてとても嬉しかったし、CARATのみなさんの愛もいただけました。ずっと待ってくださってありがとうございます。CARATのみなさん愛しています』」

WOOZI「『皆さんに会いたくなると、よく空を見上げた記憶があります。空にはたくさんの星がありますが、曇った日には星が見えません。雲が過ぎ去ると再び星が現れるように、僕たちとCARATとの間にしばらく雲があるんだと自分を慰めました。今日の僕の天気は、雲ひとつない晴れの日でした。僕たちの空を明るく輝かせてくださってありがとうございます。またすぐ会いましょう』」

VERNON © PLEDIS Entertainment
VERNON © PLEDIS Entertainment

VERNON「昨日と今日、このスーパーアリーナをいっぱいにしてくれた光景をみて、不思議な感覚に陥りました。どうしてこんなにたくさんの人が僕たちのために集まって、そして僕たちの応援をしてくれて、僕たちのことを見てくださるのかと。それと同時に幸せな気持ちになりました。大きな愛をくださってありがとうございます。『元気な姿でここに一緒にいてくださってありがとうございます。みなさんのおかげで素敵な思い出ができました。これからもいい思い出をたくさん作っていきましょう』」

WONWOO「次回はまた健康で、楽しくお会いできることを願っています。『今日はありがとうございます』」

最後に一緒に公演を作り上げたスタッフに感謝を述べ、彼らはステージ中央へ。手を振り扉が閉まったかと思いきや、再び開いてセンターステージに舞い戻ることを数回繰り返し、会えなかった時間を取り戻すように、たっぷりのトークと歌で楽しませてくれたファンミーティングが終了した。次はさらに大きな会場でのライブを約束してくれたSEVENTEEN。次に会うその日まで、4枚目となるフルアルバム『Face the Sun』(日本発売日6月10日)を聴きながら待とう!

© PLEDIS Entertainment
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Text:Miho Matsuda Edit:Chiho Inoue

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DECEMBER 2024 N°182

2024.10.28 発売

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