新しいアート体験の試み「ナチュラル・ファンクション」展 | Numero TOKYO
Art / Post

新しいアート体験の試み「ナチュラル・ファンクション」展

ヴァルダ・カイヴァーノ、大竹利絵子、杉戸洋らによる、新しいアート経験を提供する展覧会「ナチュラル・ファンクション」が、東京・表参道のスパイラルガーデンにて開催。会期は、2022年5月12日(木)〜23日(月)まで。

杉戸洋 『table 4』 (2014年)
杉戸洋 『table 4』 (2014年)

 

小誌『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』も展開するNFT(※1)をはじめ、新しいアートの媒体が注目を浴びている昨今。そことはまた異なる視点から本展が焦点を当てるのは、絵画、彫刻、ドローイングといった伝統的な媒体を扱いつつも今日的な芸術を探究する国際的なアーティストたちだ。

(※1)参考記事:Numero.jp「メタバース上にヌメロ・トウキョウのギャラリーがオープン!」

西村有 『locus』 (2021年)
西村有 『locus』 (2021年)

ロンドンを拠点に活動するヴァルダ・カイヴァーノ、国内外での活躍が目覚ましい杉戸洋、西村有、大竹利絵子、竹﨑和征、J・パーカー・ヴァレンタインらが出展。自らが選んだ媒体を極端な方向や、驚くべき方向に押し進めようとするそれぞれの意志があふれる作品を発表する。

Varda Caivano 『Untitled』 (2019年)
Varda Caivano 『Untitled』 (2019年)

本展のタイトルは、身体のあり方のみならず自然界などのシステムのあり方も指し示す言葉。それぞれの作家が紡ぐ「ナチュラル・ファンクション」をテーマとした作品たちを、この機会にぜひ体験してみたい。

大竹利絵子 『room』 (2009年)
大竹利絵子 『room』 (2009年)

※掲載情報は5月16日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。

「ナチュラル・ファンクション」
会期/2022年5月12日(木) 〜23日(月)  
会場/スパイラルガーデン(スパイラル1F)
住所/東京都港区南青山5-6-23
開館時間/11:00〜20:00
休館日/会期中無休
料金/入場無料
URL/https://www.spiral.co.jp/topics/spiral-garden/natural-function

Text : Akiko Kinoshita

Magazine

MAY 2024 N°176

2024.3.28 発売

Black&White

白と黒

オンライン書店で購入する