テイラー・スウィフト、ニューヨーク大学が名誉博士号を授与へ
テイラー・スウィフト(Taylor Swift)にニューヨーク大学(NYU)から名誉博士号が授与されることになった。
テイラーは、1年間に3枚のアルバムがナンバーワンになるなど多くの業績を称えられ、同大学の卒業式で、歴史家のジル・ルポールや他の学者とともに美術学博士号を授与される。 同校では、自身をテイラーの「大ファン」と話すジャーナリストのブリタニー・スパノが教鞭を取るテイラーに関するコースが1月から開始しており、「アーティストとして、また有名人としてのテイラーの成長に関連する音楽と公の発言を精読することで、その魅力と嫌悪の両方を解体する」ことを目的としている。また、「読書や講義などを通して、ポップミュージックにおけるティーンの少女時代の文化と政治、ファンの世界、メディア研究、白人性と権力について、彼女のイメージと彼女に先行・後進する人々のイメージに関連した分析を掘り下げて行き、著作権や所有権、アメリカのナショナリズム、ソーシャルメディアがポップミュージック業界に与え続けている影響といったトピックについても考えて行く」 という内容になっている。
ブリタニーはこのコースをクライヴ・デイヴィス・インスティチュートで講義をすることについて、「NYUに通っていた頃からの夢でした。10年前にライターとしてのキャリアをスタートさせて以来テイラー・スウィフトを取材してきましたが、それより前から彼女の熱狂的ファンで、私のスウィフトに関する専門知識を優秀な学生たちと共有出来ることをとても光栄に思っています」と話していた。
5月18日にヤンキー・スタジアムで行われるこの式典は、同大学にとってコロナのパンデミックが始まって以来初めての対面式の卒業式となる。
Photo: Bangshowbiz