ウィーンからきたデザイナー 上野リチの大規模回顧展開催
19世紀末のオーストリア・ウィーンに生まれ、京都に生きたデザイナー・上野リチの世界初の大回顧展が開催中。東京・丸の内の三菱一号館美術館にて、2022年5月15日(日)まで。
1893年、ウィーン生まれのフェリーツェ・リックス(後の上野リチ・リックス)は、ウィーン工芸学校にて、建築家でデザイナーのヨーゼフ・ホフマンに学ぶ。卒業後は、ホフマンらが設立した「ウィーン工房」のデザイナーとして、テキスタイルデザインなどでその才能を発揮した。京都出身の建築家・上野伊三郎との結婚後は、日本で上野リチと名乗り、ウィーンと京都を往復しながら、デザイナーや教育者として精力的に活動を続けたという。
※掲載情報は3月23日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。
上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー
会期/2022年2月18日(金)〜5月15日(日)※展示替えあり
会場/三菱一号館美術館
住所/東京都千代田区丸の内2-6-2
入場料/一般 1900円、高校・大学生 1000円、小・中学生 無料
時間/10:00〜18:00(⼊館は閉館の30分前まで)
※祝⽇を除く⾦曜日と会期最終週の平⽇、第2⽔曜⽇、4⽉6⽇(水)は〜21:00まで
休館/4月4日(月)、4月11日(月)、4月12日(火)、4月18日(月)
問い合わせ/050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL/mimt.jp/lizzi/
Text : Manami Abe