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桑田卓郎×ダン・マッカーシー二人展「Dear Friend」開催

2022.3.17up

桑田卓郎　『Untitled』　（2021年）　Photo by Keizo Kioku ©Takuro Kuwata, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

ファッション界も注目する陶芸家の桑田卓郎とアーティストのダン・マッカーシーによる二人展「Dear Friend」が、東京・天王洲のKOSAKU KANECHIKAにて開催中。会期は、2022年3月5日（土）〜4月9日（土）まで。

Dan McCarthy　『Sour Licorice』　（2020年）　© Dan McCarthy, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

ハワイ・ホノルル生まれのダン・マッカーシーは、ニューヨークを拠点に活動。彼の作品はICAマイアミやニューヨーク近代美術館（MoMA）などに収蔵され、世界各国で個展やグループ展を開催。桑田卓郎は、岐阜県多治見市を拠点に活動。18年には「LOEWE Craft Prize 2018」の特別賞を受賞するなど、ファッション界からも注目を集める。その作品は金沢21世紀美術館やシカゴ美術館などに収蔵されている。

桑田卓郎　『Untitled』　（2021年）　Photo by Keizo Kioku ©Takuro Kuwata, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

本展では、現代アートシーンにおいて一つの分野として確立されたセラミックを主軸に、アイコン的な存在として常に注目を浴びてきた二人の作品を紹介。ビビッドな色合い、遊び心のある造形が目を引くマッカーシーの「Facepot」をはじめとしたペインティングを含む作品15点と、大胆な釉薬表現の梅花皮（かいらぎ）が目を惹く茶碗をはじめとした桑田の作品15点を展示する。

Dan McCarthy　『Butternose』　（2016年）　© Dan McCarthy, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA

マッカーシーの作品に自分の作品と通じるところを見出す一方で、まったく違うアプローチをしていると感じていたという桑田の発案から実現した本展。自然や素材と向き合ってきた両者が、今回フィジカルに出会うことで、作品同士が親密な対話を交わすような展示空間を作り出している。なお、会場構成は建築家の石田建太朗によるもの。

日本での作品発表が初めてとなるダン・マッカーシーと、桑田卓郎による二人展。どうぞお見逃しなく！

※掲載情報は3月16日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。

Dan McCarthy & 桑田卓郎「Dear Friend」
会期／2022年3月5日（土）〜4月9日（土）
会場／KOSAKU KANECHIKA
住所／東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 5F
開館時間／11:00〜18:00
休館日／日・月・祝
料金／入場無料
URL／https://kosakukanechika.com/exhibition/dear_friend/