ELEVENPLAY×ライゾマの新作も「ETERNAL Art Space」
注目のデジタルアートを体験できるイマーシブアートエクスペリエンス「ETERNAL Art Space」が、東京・お台場のパナソニックセンター東京にて開催。会期は、2022年3月12日(土)〜20日(日)まで。
2020年に文化庁による「空港等におけるメディア芸術日本文化発信事業」として、羽田空港国際線ターミナルで開催されたデジタルアートエキシビション「ETERNAL」。電子音楽とデジタルアートのフェスティバルを開催するなど、最新テクノロジーによる芸術文化の支援に取り組むMUTEK.JPがキュレーションを担当している。
本展では、最先端の高精細なプロジェクターを設置した空間で、国内外のアーティストが手がけるデジタルアート作品8点を上映。
Rhizomatiks(ライゾマティクス)と演出振付家のMIKIKO率いるダンスカンパニーELEVENPLAYの新作『Infinity flow 2022』では、ダンサーの身体構造とモーションを幾何学的なアプローチで空間に埋め込み、光とダンスの融合による身体表現の新たな体験を創出。また、Tokyo 2020オリンピック閉会式の演出を担当した画家・中山晃子と、音楽家/ピアニスト・澤渡英一による『泡沫の形』の新作も登場。
さらに、THINK AND SENSE & Intercity-Expressが手がける、禅の世界観の一端を表現した『Stillness』や、絵画の世界に入り込む没入型体験ミュージアムImmersive Museumより、テクノロジーが加わり拡張されたモネの『睡蓮』をテーマにした編集作品『IMPRESSIONISM』が初公開。
そしてブルガリ(BVLGARI)が昨年、ミラノで展開した3D彫刻のインスタレーションで話題を呼んだことも記憶に新しい、AIを活用し異空間を作り出すトルコ出身のメディアアーティスト・Refik Anadolや、中国出身のデジタルアーティスト・Cao Yuxiと香港出身のサウンドアーティスト・Lawrence Lauによるコラボレーションプロジェクト「Dimensional Sampling」が参加。
ほかにも、カナダ出身のアーティスト・Sabrina Rattéによる、絶滅した植物種の標本が展示された生態系シミュレーション作品『FLORALIA Ⅱ』や、フランス出身のアーティスト・Maotikが「アルス・エレクトロニカ」で披露した、リアルタイムのデータの波で自然を表現する作品『FLOW』を日本で初上映する。
話題のデジタルアートが一堂に集結する本展に、どうぞご注目を!
※掲載情報は3月9日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。
「ETERNAL Art Space」
会期/2022年3月12日(土)~ 20日(日)
会場/パナソニックセンター東京 Aスタジオ
住所/東京都江東区有明3-5-1
上映/OPEN 11:00/CLOSE 21:00 /1日7回上映
1回目:開場 10:40 開演 11:00 – 終演11:50(50分)
2回目:開場 12:10 開演 12:30 – 終演13:20(50分)
3回目:開場 13:40 開演 14:00 – 終演14:50(50分)
4回目:開場 15:10 開演 15:30 – 終演16:20(50分)
5回目:開場 16:40 開演 17:00 – 終演17:50(50分)
6回目:開場 18:10 開演 18:30 – 終演19:20(50分)
7回目:開場 19:40 開演 20:00 – 終演20:50(50分)
※1回40名限定
料金/一般 ¥2,000、高校・大学生¥1,500、中学生以下無料
URL/https://eternalart.space/
Text : Akiko Kinoshita