カーディ・B、出身地であるNYブロンクスでの火災被害者の葬儀代を肩代わり
カーディ・B(Cardi B)が、ニューヨークのブロンクスで起こった火災で死亡した人々の葬儀代を支払うという。
今月カーディの故郷でもある同地のアパートの一画で火災が発生し、17人の命が犠牲になっていた。
そこでカーディは遺族らが癒され前に進めるようにと、葬儀代を支払うことを提案し、こう声明に綴っている。
「ブロンクス出身であることは、私の最高の誇り。今もあそこに住み働く家族や仲間が私にはいっぱいいる。だから今回の火事とその犠牲になった人々の話を聞いて、何か助けになることをしなくてはと思った。遺族の人々が経験する痛みや苦しみを想像するのは不可能だけど、愛する人々の埋葬に関する費用を心配せずに、前に進み癒されることができれば本望ね」
サウス・ブロンクスのハイブリッジ地区で育ったカーディ、「この恐ろしい悲劇に見舞われた全ての人々に私の祈りとお悔やみを送らせていただくわ」と続けた。
過去30年で最悪の惨事となった今回の火事はスペースヒーターの故障によって着火したとされている。
さらにカーディは、アフリカ西部の国ガンビア出身者の遺族には犠牲者を母国で埋葬できるよう、遺体を母国に送る費用を支払いたいと申し出てもいたそうで、同国の首都バンジュールの市役所はこう声明を発表している。「あのグラミー賞受賞ア-ティストが、何人かの犠牲者をガンビアで埋葬するための送還にかかる費用を、ブロンクス・ファイア・リリーフ・ファンドを通して支払うことを約束してくれました」