森村泰昌×桐⽵勘⼗郎の前代未聞の「人間浄瑠璃」上演 | Numero TOKYO
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森村泰昌×桐⽵勘⼗郎の前代未聞の「人間浄瑠璃」上演

2022年2月2日(水)に大阪・中之島に新しく誕生する⼤阪中之島美術館。開館記念公演として、現代アーティストの森村泰昌桐と、人形浄瑠璃文楽座の人形遣いの桐竹勘十郎による「人間浄瑠璃」が2⽉26⽇(⼟)、27日(日)計4回限定で開催。

森村泰昌、桐竹勘十郎 ポートレート
森村泰昌、桐竹勘十郎 ポートレート

アーティストの自画像などに扮し、独自に再現したセルフポートレイト写真でひろく知られる、アーティストの森村泰昌。現在アーティゾン美術館での大規模なプロジェクトを展開し、話題沸騰中。本誌でも2022年1・2月合併号にて、連載「男の利き手」に登場するなど、注目し続けているアーティストの一人だ。

(参考)森村泰昌の大型プロジェクト @アーティゾン美術館

(参考)『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2022年1・2月合併号

一方、⽴役、⼥形、チャリまで幅広い役を演じ、その高い技術と表現性で高い評価を得ている⼈形浄瑠璃⽂楽の⼈形遣いの桐⽵勘⼗郎。伝統芸能の新たな試みにも精力的に取り組んでおり、2021年10月には人間国宝として認定されている。

人間浄瑠璃「新・鏡影綺譚」演出イメージのスケッチ画©️森村泰昌
人間浄瑠璃「新・鏡影綺譚」演出イメージのスケッチ画©️森村泰昌

人間浄瑠璃「新・鏡影綺譚」演出イメージのスケッチ画©️森村泰昌
人間浄瑠璃「新・鏡影綺譚」演出イメージのスケッチ画©️森村泰昌

現代美術と伝統芸能の最前線を走り、各方面から注目を集める2人が共作するプロジェクト「人間浄瑠璃」。森村が「人間とは何か」「人形浄瑠璃とは何か」を探求するために書き下ろしたというオリジナルの床本「新・鏡影綺譚」をもとに、上演されるという。人形は森村自身が努め、勘⼗郎が森村の「⼿」を⾃ら製作し遣うという前代未聞の浄瑠璃となりそうだ。

現在前売りチケットが販売中。大阪に生まれる新たな美術館とともに、この貴重な上演をお見逃しなく!

 ※掲載情報は12月22日時点のものです。
 開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

大阪中之島美術館開館記念公演
森村泰昌×桐竹勘十郎「新・鏡影綺譚」

会期/2022年2⽉26⽇(⼟)14 :00/19 :00
2022 年2⽉27⽇(⽇)11:00/16 :00(計4回公演)
会場/⼤阪中之島美術館 1階ホール
住所/⼤阪府⼤阪市北区中之島 4-3-1
料金/先⾏販売 8,000 円(2021年12⽉13⽇10:00〜1⽉15⽇23:55)、⼀般販売10,000 円(2022年1⽉16⽇10:00〜)予約サイト
URL/www.ningenjoruri.com/

Text:Akane Naniwa

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