クリスチャン・マークレー展 「VOICES」@ギャラリー小柳 | Numero TOKYO
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クリスチャン・マークレー展 「VOICES」@ギャラリー小柳

現代アーティストのクリスチャン・マークレーによる、新作コラージュや大型作品などの個展が開催。東京・銀座のギャラリー小柳にて、2022年2月26日(土)まで。

Christian Marclay『Tragic Mask』(2020) © Christian Marclay / Courtesy of Gallery Koyanagi
Christian Marclay『Tragic Mask』(2020) © Christian Marclay / Courtesy of Gallery Koyanagi
現在、東京都現代美術館で大規模な個展が開催されるなど、あらためて大きな注目を集める現代アーティストのクリスチャン・マークレー。1979年にレコードとターンテーブルを楽器として用いたパフォーマンスでたちまち注目を集めると、80年代以降は即興的なパフォーマンスのほか、聴覚と視覚の結びつきを探究する作品などを展開。映像や写真、彫刻、絵画、版画など、メディアを横断した作品を発表するだけでなく、音楽活動も精力的に行ってきたマークレーは、現代アートと音楽をつなぐ重要人物として知られている。
ギャラリー小柳での展示風景より。 Photo by Keizo Kioku
ギャラリー小柳での展示風景より。 Photo by Keizo Kioku
「Voices(声)」と題された本展では、新作のコラージュと木版画の技術を取り入れた大型作品などを展示。漫画やコミックなどから素材をサンプリングし、サウンドとイメージの関係を考えるこれらの試みは、マークレーがこれまで継続してきた活動に連なるもの。 また、昨年、自身がロックダウンを経験した際に制作されたコラージュ作品のほか、かのエドヴァルト・ムンクによる名画『叫び』(1895年)に触発されて制作した木版画を用いた大型作品などが展開される。
ギャラリー小柳での展示風景より。 Photo by Keizo Kioku
ギャラリー小柳での展示風景より。 Photo by Keizo Kioku

さらに、“音楽を生み出すための楽譜”である「グラフィック・スコア(図案楽譜)」の最新作『No!』もまた、漫画やコミックで構成。同作は、東京都現代美術館で現在開催されている大規模個展「クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]」展(※1)の関連企画において、コムアイや山川冬樹によって演奏される予定だ。

(※1)参考記事:Numero.jp「クリスチャン・マークレー展開催中@東京都現代美術館」

関連イベントとあわせて楽しんでみてはいかが。

 

※掲載情報は12月8日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

Christian Marclay|Voices
会期/2021年11月24日(水)〜2022年2月26日(土)
会場/ギャラリー小柳
住所/東京都中央区銀座1-7-5 小柳ビル9F
入場料/無料
時間/12:00~19:00
休館/日・月曜日、祝・祭日、年末年始(12月26日(日)〜2022年1月10日(月・祝))
TEL/03-3561-1896
URL/www.gallerykoyanagi.com

Text : Manami Abe

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