Culture / Post

9年ぶりの『THE BEE』が甦る。NODA・MAP番外公演

阿部サダヲ、長澤まさみらが出演!
NODA・MAP番外公演『THE BEE』

ロンドン、NY、香港、エルサレム、パリなど10か国14都市で上演されてきたNODA・MAPの『THE BEE』が9年ぶりに日本で甦る。

『THE BEE』は、演出家の野田秀樹が英国で現地の俳優たちと始めたワークショップから生まれた作品だ。筒井康隆の短篇小説「毟りあい」をベースに英国人俳優達とのワークショップを重ね、戯曲を最初から英語で書くというチャレンジが実を結んだ作品は、初演のロンドン・ソーホーシアターで絶賛されている。以降、前述の各国をめぐり、世界的な評価を得た。

物語は、いくつもの役を4人の役者たちがスイッチしながら進行していく。家路を急ぐ平凡なサラリーマン[井戸]が我が家の前で遭遇したのは警察とマスコミの喧騒だった。脱獄犯[小古呂]が井戸の妻子を人質にとり、井戸宅に立てこもっていたのだ。[井戸]は妻子を救出しようと、どこか頼りない警察と共に行動を起こすが、事態は思わぬ展開へ向かうことになる…。

「10秒に一度、何かが起こる」

今回のキャストは2012年公演の『THE BEE』で、いつか[井戸]を演じたいと思っていたという阿部サダヲ。奇しくも、前回井戸役を演じた野田秀樹も「次に上演するなら阿部サダヲ」で、と思っていたというから、今回の舞台への期待が否が応にも増すばかりだ。

更に、NODA・MAP初参加の長澤まさみがストリップダンサ-であり[小古呂の妻]、横柄な権力を振りかざす[百百山警部]他を河内大和、下卑た警官[安直]・脱獄犯の[小古呂]・6 歳児[小古呂の息子]・[リポーター]などを瞬時にスイッチする役には川平慈英が配されている。

野田秀樹の作品は、一時でも気を抜けばおいて行かれるその緊張感とスピード感が麻薬だ。特に今回は野田自身が「10秒に一度、何かが起こる」とコメントしているだけに、そのジェットコースター度合いも加速していること間違いない。最近の生活に何か刺激が足りないと思っている人には、ぜひ、おすすめしたい。

舞台:NODA・MAP番外公演「THE BEE」

演出/野田秀樹
美術/堀尾幸男 照明/服部基
音響/藤本純子 映像/奥秀太郎
舞台監督/瀧原寿子 プロデューサー/鈴木弘之

<東京公演>
会場/東京芸術劇場シアターイースト
住所/東京都豊島区西池袋1-8-1
TEL/03-5391-2111
公演日程/11月1日(月)~12月12日(日)
料金/S席9000円 U25席5500円(25 歳以下限定・要身分証)
※U25 席はチケットぴあのみ取り扱い。

主催/NODA・MAP
共催/東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団) <東京芸術祭2021参加作品>
お問合せ/NODA・MAP TEL/03-6802-6681(平日11−19 時)
URL/https://www.nodamap.com/thebee/

<大阪公演>
会場/ナレッジシアター (グランフロント大阪北館4 階)
住所/大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪北館4階
前売発売/12月5日(日) チケット一般発売
公演日程/12月16日(木)~12月26日(日)
料金(全席指定・税込)/S席9500円 U25席5500円(25歳以下限定・要身分証)
※U25 席はチケットぴあのみの取り扱い。

主催/ NODA・MAP
後援/ FM802/FM COCOLO
運営協力/ キョードー大阪
お問合せ/ NODA・MAP TEL:03-6802-6681(平日11−19 時)
URL/https://www.nodamap.com/thebee/
キョードーインフォメーション TEL/0570-200-888(11−16時/日曜・祝日は休業)

※全公演当日券あり。

Text: Reiko Nakamura

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