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国民的イラストレーター和田誠の全貌に迫る展覧会

『ぼくは王さま』 (文・寺村輝夫) 表紙 (1967年) 理論社 多摩美術大学アートアーカイヴセンター蔵 ©Wada Makoto
『ぼくは王さま』 (文・寺村輝夫) 表紙 (1967年) 理論社 多摩美術大学アートアーカイヴセンター蔵 ©Wada Makoto

国民的イラストレーター・和田誠の全貌を紹介する「和田誠展」が、東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーにて開催される。会期は、2021年10月9日(木)〜12月19日(木)まで。

『密林一きれいなひょうの話』 (文・工藤直子) (2018年) 瑞雲舎(1975初版 銀河社) 多摩美術大学アートアーカイヴセンター蔵 ©Wada Makoto
『密林一きれいなひょうの話』 (文・工藤直子) (2018年) 瑞雲舎(1975初版 銀河社) 多摩美術大学アートアーカイヴセンター蔵 ©Wada Makoto

イラストレーター/グラフィックデザイナーとして広く知られる和田誠(1936-2019年)。大阪に生まれ、多摩美術大学図案科(現・グラフィックデザイン学科)を卒業後、広告制作会社に入社。1968年に独立し、イラストレーター/グラフィックデザイナーとしてだけでなく、映画監督、エッセイ、作詞・作曲など、幅広い分野で活躍した。

『週刊文春』の表紙イラストレーションや谷川俊太郎との絵本のほか、村上春樹、星新一、丸谷才一をはじめとする数多くの作家の挿絵や装丁などでも知られている。各分野で高く評価され、報知映画賞新人賞、ブルーリボン賞、文藝春秋漫画賞、菊池寛賞、毎日デザイン賞、 講談社エッセイ賞など受賞も多数。

「ねことヴァイオリン」 会報誌表紙 (1979年) 多摩美術大学アートアーカイヴセンター蔵 ©Wada Makoto
「ねことヴァイオリン」 会報誌表紙 (1979年) 多摩美術大学アートアーカイヴセンター蔵 ©Wada Makoto

本展では、その膨大で多岐にわたる仕事の代表作を中心としたヴィジュアル年表や、和田を形づくる約30のトピックスを軸に、およそ2,800 点に及ぶ作品や資料を紹介。展示室では、和田が手がけた映画の脚本や絵コンテの展示、CMや子ども向け番組のアニメーション上映も予定している。さらに、さまざまな著名人の似顔絵や幼少期に描いたスケッチ、学生時代に制作したポスターなどを交えて、創作の源流をひも解いていく。

『「徹子の部屋」の30年』 表紙 (2007年) 講談社 ©Wada Makoto
『「徹子の部屋」の30年』 表紙 (2007年) 講談社 ©Wada Makoto

和田誠が83年の生涯で制作した、多彩な作品群に見る創作の広がり。その全貌に迫る初めての試みである本展に、どうぞご注目を!

※掲載情報は10月8日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。

「和田誠展」
会期/2021年10月9日(木)〜12月19日(木)
会場/東京オペラシティ アートギャラリー
住所/東京都新宿区西新宿3-20-2
開館時間/11:00〜19:00
※入場は18:30まで
休館日/月
料金/一般 ¥1,200、高校大学生 ¥800
※中学生以下無料
※同時開催「収蔵品展072難波田史男 線と色彩」、「project N 84 山下紘加」の入場料を含む
※障がい者手帳をお持ちの方および付添1名は無料
※割引の併用および入場料の払い戻しは不可
URL/https://www.operacity.jp/ag/exh244/

Text : Akiko Kinoshita

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