舘鼻則孝の最新個展 @KOSAKU KANECHIKA
『ヒールレスシューズ』などの作品で知られるアーティスト・舘鼻則孝による最新個展「Descending Painting」が、東京・天王洲のギャラリー「KOSAKU KANECHIKA」にて開催される。会期は、2021年9月4日(土)〜10月9日(土)まで。
本展では、仏教の「来迎図」に着想を得て制作された『Descending Painting』シリーズなど、新作約35点を展示。幾層にも重なるレイヤー状の表現を用いた作品には、舘鼻が向き合ってきた「視点」への強い関心が表れている。
「作品を通して自分と向き合うための視点の探究を行ってきた。生と死、記憶と現実。そして、自分と他人。対岸にある新たな価値観が一対の視点を結び付けるだろう」(展覧会ステートメントより)
舘鼻の描く来迎図には、神道におけるモチーフの雷が描かれ、日本独自の死生観や、「神仏習合」の思想も表れているという。
日本古来の文化と現代の要素を組み合わせ、新たな視点と世界観を提示する舘鼻則孝。その新作展に、どうぞご注目を!
※掲載情報は9月3日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。
舘鼻則孝「Descending Painting」
会期/2021年9月4日(土)〜10月9日(土)
会場/KOSAKU KANECHIKA
住所/東京都品川区東品川1-33-10
開館時間/11:00〜18:00
休館日/日・月・祝
料金/入場無料
URL/https://kosakukanechika.com/exhibition/descendingpainting/
Text : Akiko Kinoshita