反響を呼んだ石岡瑛子展 オンラインで限定公開 | Numero TOKYO
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反響を呼んだ石岡瑛子展 オンラインで限定公開

東京都現代美術館で開催され、大きな反響を呼んだ石岡瑛子の回顧展「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」。その展示アーカイブが、360度のVRコンテンツと、ハイライト映像で限定公開されている。期間は、2021年8月24日(火)〜22年3月31日(木)まで。

今、再び注目の高まる世界的なアートディレクター/デザイナーの石岡瑛子(1938-2012年)。彼女は、1960〜70年代に資生堂、パルコ、角川書店などのアートディレクションを数多く手がけ、当時の“女性”のイメージをことごとく覆し、広告界にセンセーションを巻き起こした。
その初の大規模回顧展が、東京都現代美術館で2020年11月から21年2月まで開催された「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」。同展は、本誌『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』および、本サイトNumero.jpでも大きく取り上げ、時代に旋風を巻き起こしたその素顔と情熱に迫った。

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新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言下で開催された同展。石岡瑛子の仕事の全貌に迫る意欲的な展示となったものの、感染対策のため限られた観客数となり、今後の巡回予定もないことから、その内容をより広く世界中へ配信すべく、期間限定のオンライン公開を実施することが決定。


同展のハイライト映像。(撮影・編集 鈴木余位)

石岡瑛子の軌跡を追った作品群をオンライン鑑賞できる貴重な機会。どうぞお見逃しなく!

※掲載情報は9月1日時点のものです。
最新情報は公式サイトをご確認ください。

「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」展
オンライン展示アーカイブ

会期/2021年8月24日(火)〜22年3月31日(木)
URL/https://www.mot-art-museum.jp/events/2021/08/eikoishioka_special/
360度VRコンテンツ
https://vr.mot-art-museum.jp/
ハイライト映像
https://www.youtube.com/watch?v=UytdmzQrXRU
(撮影・編集 鈴木余位)

Text : Akiko Kinoshita

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