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注目の共同アトリエ「山中suplex」が東京に初上陸!

Photo by Kai Maetani
Photo by Kai Maetani

京都と滋賀の県境にある、アーティストによる共同アトリエ「山中suplex」。2020年にアトリエにて自主企画し大きな注目を集めたドライブイン展覧会に続き、東京では初となる個展を開催。会場となるLEESAYAは、ディレクターの李沙耶が2019年10月に設立し、同世代のさまざまなジャンルのアーティストを積極的に紹介するギャラリーだ。

山中suplexは2014年、京都と滋賀の県境にあたる比叡山に設立された共同アトリエ。「世界の価値観をひっくり返す」というコンセプトのもと、関西を拠点に活動するアーティストなど12名が制作の場として、時には作品展示の場として活用している。ここを拠点とするアーティストらは個人で活動するほか、近年は山中suplex名義で展覧会やイベント、ワークショップなども行っている。

「びわ湖・アーティスツ・みんぐる2020」展示風景、2020年、Photo by Kai Maetani
「びわ湖・アーティスツ・みんぐる2020」展示風景、2020年、Photo by Kai Maetani

中でも、2020年11月に自主的に実施したドライブイン展覧会「類比の鏡/The Analogical Mirrors」は注目を集めた一つだ。コロナウイルスの影響により文化事業の中止が相次ぎ、発表の機会が減る中、アトリエの広大な敷地を車で移動しながら、他者と接触することなく鑑賞するという、新たな展覧会フォーマットの実施を試みた。

(参考記事)ドライブイン展覧会「類比の鏡/The Analogical Mirrors」スタート@滋賀

ドライブイン展覧会「類比の鏡/The Analogical Mirrors」展示風景、2020、Photo by Kai Maetani
ドライブイン展覧会「類比の鏡/The Analogical Mirrors」展示風景、2020、Photo by Kai Maetani

この度開催の「血の塩/Salt of the Blood」は、山中suplexより前谷開、小笠原周、坂本森海、小宮太郎、本田大起、石黒健一、若林亮、村上美樹の8名が参加。
本展は10月に京都・福知山で行われる展覧会「余の光/Light of My World」との2部構成となっており、立体と平面、それぞれのディレクションからアート作品の体系について再考を試みるという。東京会場となるLEESAYAでは、山中suplexプログラムディレクター・堤拓也によるキュレーションのもと、普段のギャラリーとは異なる設えの中、棒状の立体作品を公開。普段は写真や陶芸、インスタレーションと様々な表現を行う彼らが、本展のために制作した彫刻とは一体どんなものか、注目だ。
山中suplexとしては初の、東京での展覧会をぜひお見逃しなく!

山中suplex風景(全景)、2019、Photo by Kai Maetani
山中suplex風景(全景)、2019、Photo by Kai Maetani

山中suplex風景(石彫場)、2021、Photo by Kai Maetani
山中suplex風景(石彫場)、2021、Photo by Kai Maetani

※掲載情報は8月19日時点のものです。
 開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

山中suplex「血の塩/Salt of the Blood」
会期/2021年8月21日(土)〜9月11日(土)
会場/LEESAYA
住所/東京都目黒区下目黒3-14-2
時間/水〜土曜 12:00〜19:00、日曜 12:00〜17:00
休廊日/月・火、祝日
URL/leesaya.jp

Text:Akane Naniwa

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