ケイト・ウィンスレット、「お腹のたるみ」修正を拒否
ケイト・ウィンスレット(Kate Winslet)が、ドラマ『メア・オブ・イーストタウン』の監督に対して、セックスシーンでの「お腹のたるみ」の修正を拒否したそうだ。
同人気ドラマで殺人事件を捜査する刑事メア・シーハンに扮するケイト、ドラマ内でもプロモーション用のカットでも自身の見た目を編集することは認めないと明かした。 加工修正された画像が世界中に溢れかえっている中で、ケイトは自身のキャラクターが本物の中年女性のように見えることを望んでいるという。 ニューヨーク・タイムズ紙にケイトは、こう語っている。「メアを中年女性として演じたいの。私は10月で46歳になるわ。人々がこのキャラクターに共感するのは、加工が全くされずに描かれているからだと思う」「彼女は、年齢や生活や出身が映し出されているそのままの容姿で、問題を抱えた女性として見事に機能しているのよ。みんな、こんな描写に飢えているんだと思う」
プロモーションのカットでは修正が加えられたことにすぐに気づいたそうで、「自分の目ジワが何本あるか知っているもの」とケイトは振り返る。また、クレイグ・ゾベル監督からお腹周辺も修正するつもりだと聞かされた時は「絶対にやめて」と返答したという。
そんなケイトは、これが自身の最後のヌードシーンになる可能性もあるとして「もうあんまり気分が良くないのよ。実際、年齢は関係ないわ。ただ、『ほら、また彼女よ』って言われるのがね」と語った。
Photo: Bangshowbiz