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資生堂ギャラリーのグループ展「椿会」に宮永愛子、目[mé]ら6組が参加

杉戸洋『Untitled』2021年 oil on canvas 320×410㎜
杉戸洋『Untitled』2021年 oil on canvas 320×410㎜

70年以上にわたって続く、資生堂ギャラリーの伝説的なグループ展「椿会」が、この度「第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界」として開催。Nerhol、宮永愛子、目[mé]など、現代を代表する6組のアーティストたちとともに、コロナ後の「あたらしい世界」について考える。

資生堂ギャラリーを代表する展覧会として続けられている「椿会」。もともとは、第二次世界大戦で一時中断していた当ギャラリーの活動を、1947年に再開するにあたり、誕生したグループ展だ。「アートが人々に希望を与え、勇気をもたらす」という信念に基づき、戦争や災害、不況などで世の中が閉塞状況にある時にも、再興を願い、開催されてきた。時代とともにメンバーを入れ替えながら、合計86名の作家が参加。誕生から70年以上にわたって、継続している。

今年より、新しく「第八次椿会」がスタート。杉戸洋、中村竜治、Nerhol(ネルホル)、ミヤギフトシ、宮永愛子、目[mé]の6組を迎え、今年から2023年までの3年間を、afterコロナの「あたらしい世界」として考えていくという。
「2021 触発/Impetus」、「2022探求/Quest」、「2023昇華/Culmination」とそれぞれテーマを設け、プロセスを踏みながら新しい問いを見出し、深めていくようだ。

Nerhol『Girls Reading a Newspaper』2020年745×1010㎜
Nerhol『Girls Reading a Newspaper』2020年745×1010㎜

ミヤギフトシ『The Protagonist』2021年 ラムダプリント 118×177㎜
ミヤギフトシ『The Protagonist』2021年 ラムダプリント 118×177㎜

「触発/Impetus」がテーマとなる今年は、資生堂の持つコレクションの中から、メンバーが「あたらしい世界」を触発される作品を選ぶというもの。選んだ収蔵品と、それに対する応えを自身の作品や方法で提示し、収蔵作品に新たな視点を加え、未来につなげることを試みる。
2022年には、メンバー同士のコラボレーションや異分野の専門家と交流しながら、問いや気づきを「探求」。最終年の2023年には、3年間の活動を「昇華」させる展示を行うなど、長期的な試みだ。

また、資生堂ギャラリーホームページ上に特設ページが設けられ、展覧会では伝えきれない情報や、プロセス、記録などが掲載される予定なので、こちらもチェックを。会期は2021年6月5日(土)から8月29日(日)まで。

  中村竜治『FormSWISS神戸展空間設計』2021年 撮影:Takato Miyoshi
中村竜治『FormSWISS神戸展空間設計』2021年 撮影:Takato Miyoshi

目[mé]『Elemental Detection』2016年 旧民俗文化センター、さいたまトリエンナーレ2016参加作品
目[mé]『Elemental Detection』2016年 旧民俗文化センター、さいたまトリエンナーレ2016参加作品

宮永愛子「第3回 shiseido art egg 宮永愛子展 地中からはなつ島」2009年より 撮影:加藤健
宮永愛子「第3回 shiseido art egg 宮永愛子展 地中からはなつ島」2009年より 撮影:加藤健

 ※掲載情報は6月5日時点のものです。
 開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

「第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界」
会期/2021年6月5日(土)~8月29(日)
会場/資生堂ギャラリー
住所/東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
時間/平日11:00~19:00、日・祝11:00~18:00
休館/月曜※月曜日が休日にあたる場合も休館、8月16日(月)~23日(月)夏期休館
料金/無料
TEL/03-3572-3901
URL/gallery.shiseido.com/jp/exhibition/4157/?rt_pr=tri59

Text:Akane Naniwa

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