「Gucci Garden Archetypes」展のバーチャルツアーでグッチ ガーデンを堪能して！
2021年9月23日（木）～ 10月31日（日）天王洲で開催される「Gucci Garden Archetypes」の情報はこちら グッチ（Gucci）創設100周年を記念して、フィレンツェのグッチ ガーデンにて開催中のエキシビション「Gucci Garden Archetypes」。世界中どこにいてもオンラインで楽しめるバーチャルツアーがスタートした。
パリの5月革命「May 68」に参加した若者たちへオマージュを捧げたもので、展示会場の2つの階をつなぐ階段に描かれたグラフィティがその雰囲気を醸し出している。
鏡張りの迷路のような空間には、由緒ある邸宅が舞台となったヴィジュアルが映し出された。
「グッチ ブルーム」フレグランスの香りに包まれた部屋。広告キャンペーンの中でダコタ・ジョンソン、ペトラ・コリンズ、ハリ・ネフの3人の女性たちが自由を謳歌していた幻想的な秘密の庭園を再現。
エキシビションの舞台裏と思しきコントロールセンター。各展示室のライブ映像がマルチスクリーンに映し出されている。
自然史博物館のジオラマ風に宇宙の生き物やエイリアン、探検家たちがセット。
1960年代のパリでのファッションショーへタイムトラベル。当時の広告のレイアウトスタイルを採用したヴィジュアルは、ファッションのサイクルに対する賞賛、創造するプロセス自体の、時代を超えた本質を称えた。
アレッサンドロ・ミケーレが初めて手がけた 2015年秋冬コレクションの広告キャンペーンより、LAの地下鉄が再現。
神話の方舟を造る若者たちのコミュニティを描いたキャンペーンの、壮大な景色のなかに入り込んだかのよう。
「世紀のパーティー」が繰り広げられた、豪奢なモダニストのヴィラの舞台裏。
壁面を覆う15万個のスパンコール。デコトラやネオンライトなど、まばゆく輝き続ける東京の夜が表現された。
数千ものケースに蝶や鳩時計、カラフルなウィッグやスニーカーといったコレクターズアイテムが詰め込まれ、偏執的なコレクターの世界を描いた。
「大胆な人、輝ける人、美しい人のために」と謳ったリップスティック コレクションの広告キャンペーンの映像が、数え切れないほどのマルチスクリーンをジャック。コスメティック業界の美の常識を覆したと言われるパンク シンガー、ダニ・ミラーの笑顔が印象的に映し出された。
「ブラックカルチャーのエレガンスに捧げるオマージュ」として、ファッション業界におけるブラックコミュニティ表現の改善を求める声へ、クリエイティブに応えたキャンペーン映像が、円形の壁に投影。軽快な音楽のなかでダンサーと一緒に注目を浴びる没入感覚を与える。
舞台はベルリン。広告キャンペーンのワンシーンである1980年代のナイトクラブのトイレ。
緻密な表現で知られるアーティストのイグナシ・モンレアルが約900時間をかけて仕上げたビジュアルが、巨大なウォールアートとなり壁面と天井を覆う。
人と馬が生み出すシナジー。キャンペーンでは馬たちの個性を光らせることで、コレクションの核である自己決定の精神を反映した。尻尾や鞭が世界観を盛り上げる。
エキシビションでは東京やロサンゼルス、1960年代後半にイギリス北部に出現したノーザン・ソウルから1968年のパリの5月革命までさまざまなシーンを舞台に、神話の方舟を建造する若者たち、宇宙の探検家、馬、ダンサー、天使やエイリアンなどが登場する。訪問者、視聴者はクリエイティブ・ディレクターで本展のキュレーターを務める、アレッサンドロ・ミケーレのビジョンを探検する壮大な旅へと誘われる。
毎シーズン見入ってしまう、アレッサンドロ・ミケーレが描き出すグッチの広告キャンペーン。音楽やアート、旅、ポップカルチャーなどさまざまなインスピレーションを内包する、そのヴィジュアルの世界観を掘り下げたエキシビションは必見だ。
「この6年間の冒険に人々を誘い、空想の世界や物語、驚きやまばゆいきらめきをめぐる旅をともにするのは、面白いことだと考えました。そこで、広告キャンペーンの世界に入り込んだような臨場感にあふれる遊びの空間を創ることにしました。なぜなら広告キャンペーンは、 私のイメージをもっとも明快に体現しているからです」とアレッサンドロは話す。
このバーチャルツアーではエキシビションのコンテンツのほか、ショップやレストランなどグッチ ガーデンをバーチャルで体感できる。クリエイティビティあふれるグッチの世界観をぜひ堪能してみて。
またリアルとバーチャルを融合させた対話実現のために、グローバルなオンラインプラットフォームのRobloxと再びパートナーシップを結び、5月17日から2週間限定のスペシャルコンテンツを展開する。Robloxのメタバース（オンライン上のバーチャル空間）上に期間限定でオープンするグッチ ガーデンでは、来場者のアバターがグッチの広告キャンペーンに着想を得たギャラリーを自由に探索できることに加え、エキシビションのエレメントを取り入れたマネキンの姿に変身して、バーチャル空間のユニークなデジタルアート作品へと生まれ変わることもできる。
「Gucci Garden Archetypes」バーチャルツアー
https://virtualtourguccigarden.gucci.com/#/jp
グッチ ジャパン クライアントサービス
TEL／0120-99-2177
Text：Nozomi Urushibara
