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日本文化を発信する「VISION GATE」展@羽田・成田空港

文化庁による文化発信プロジェクト「CULTURE GATE to JAPAN」の一貫として、「VISION GATE」と題した展示が羽田空港と成田空港で開催中だ。8組のアーティストによる作品が、空港およびウェブサイトにて展示される。

メディア芸術作品を通じて、日本の魅力を広く世界に発信していくことを目的に行われている、文化庁による新たな文化発信プロジェクト「CULTURE GATE to JAPAN」。展示は国内の7空港と、東京国際クルーズターミナルを会場に、順次開催されている。

2月27日(土)から、羽田空港と成田空港にて展示がスタート。ニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門シニア・キュレーター兼R&D部門創設ディレクターのパオラ・アントネッリがキュレーターを務め、日本文化に通底する過去から未来へと続く「VISION」を、それぞれのアーティストが表現した。

スズキユウリと細井美裕によるインスタレーション『Crowd Cloud』は、羽田空港第2ターミナルにて公開。人間の声を中心に捉えつつ、日本語からひらがなの音を抽出し、アルゴリズムによってユニークな体験を作り出した作品だ。

羽田空港国際線到着コンコースや、成田空港の出発・到着フロアで放映されている映像作品は、6組のアーティストそれぞれが制作し、さまざまな要素からなる豊かな日本文化を見せているという。
「日本の女性性」への、独自の視点を持ち制作する茂木モニカは、本展のために撮り下ろした映像『満月の日』を公開。本作では、友人でもある水原希子が出演している。

日本の80、90年代の漫画やアニメに強く影響を受けながら、現代的なニュアンスも取り入れたスタイルで表現するacky brightによる『テーマパーク東京』。森万里子の『古事記』のある場面をCG映像とした作品『Kojiki-Amenomanai』など、どの作品もこの展示のための新作となっており、見所が満載だ。

なお、各作家の作品はすべてオンライン上でも見ることができる。ぜひお見逃しなく。

「VISION GATE」展(CULTURE GATE to JAPANプロジェクト)
会期/2021年2月27日(土)〜
会場/羽田空港第2ターミナル出発フロアD検査場前(インスタレーション)、羽田空港第3ターミナル到着コンコース&成田空港ターミナル内デジタルサイネージ(映像作品)
URL/culture-gate.jp/ja/exhibition/vision-gate

Text:Akane Naniwa

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