「Valentino」作家や詩人が言葉を綴ったキャンペーンを発表 | Numero TOKYO
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「Valentino」作家や詩人が言葉を綴ったキャンペーンを発表

ヴァレンティノ(Valentino)が、ビジュアルではなくテキストのみで構成された新たなキャンペーンをローンチした。

ファッションにおけるコミュニケーションの在り方に挑戦するため生み出された今回のキャンペーン。視覚的なイメージだけでなく、多様な言葉や感情、信念によって見る人の心を豊かにし、コレクションを物語る新しいコミュニケーションの方法を探っている。

これまでにも、2019-20年秋冬プレタポルテ コレクションでは4名の詩人とコラボレーションし詩集を制作したり、『ミルクとはちみつ』で知られる詩人のルピ・クーアの朗読をライブ配信したりと、言葉を媒介にした表現を探求してきたヴァレンティノ。

クリエイティブ ディレクターのピエールパオロ・ピッチョーリは次のように語る。

「詩は言葉を視覚化し、自分の感情やビジョンを伝えることができます。私たちを人間たらしめるものであり、また心の内側を探索することも許すものです。それはひとつのレンズをもたらし、それによって私たちのもっとも私的な感情に触れることができるのです」

今回のキャンペーンでは、ドナ・タート、エリフ・シャファク、ジャネット・モック、リサ・タッデオ、マシュー・ロペス、オーシャン・ヴオン、イルサ・デイリー・ワードといったジャンルや世代の異なる詩人や作家たちが、それぞれの言葉でヴァレンティノを語っている。リサ・タッデオはヴァレンティノのドレスにまつわる「母」の思い出、ジャネット・モックは装うことで得られるパワーについてなど雄弁に綴っている。

ヴァレンティノが模索する、新しいファッションのアプローチに注目してみて。

Valentino
ヴァレンティノ インフォメーションデスク
TEL/03-6384-3512
URL/www.valentino.com/

 

Text: Yukiko Shinto

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