スカーレット・ヨハンソン、スーパーヒーロー映画に懐疑的だった
スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)は、マーベル映画でスーパーヒーローを演じることに、最初は懐疑的であったという。
同人気映画シリーズで、ブラック・ウィドウを何年にもわたって演じてきたスカーレットだが、初めは、このコンセプトが失敗になると思っていたそうだ。 「みんなで一緒にスーパーヒーローの衣装を着ているのを考えただけでも、大失敗になるだろうと思ったわ。大失敗、というか、『これって、何?』という感じ」
しかしある瞬間に、「これは、いける」と感じたそうで、『アべンジャーズ』での、共演者達と燃えて崩壊する町の中に立つ有名なシーンについて、こう続ける。「あの360度のショットをした時のことよく覚えている。私達はエイリアンの襲撃を受けたグランド・セントラル駅か何かの瓦礫の中に立って『さあ、今こそ出撃だ』という感じのシーンだった。プレイバックを見せてもらったんだけど、6か月の撮影を経て、あの時初めて私達みんながやっと『これは、いける。私、これはいけると思う』ってなった瞬間だったと思う」
また、今まで何年にも渡り多くの監督と仕事をしてきたスカーレットだが、『マリッジ・ストーリー』のノア・バームバック監督としたように、役を分析することが懐かしいそうで、ザ・ジェントルウーマン誌にこう語ってもいた。「ノアは物事についてずっと語る事が出来るの。ずっとね。何時間も一つのシーンについて語り尽くすことに時間を費やせて、(いつしか)それが私たちの人生の一部になった。彼は物事を分析するのが大好きだから。懐かしいわ。あの仕事のあの役が懐かしい。問題を解決すること、何が上手くいっていないか考えることは楽しかった」