吉岡徳仁「ガラスの茶室」のライトアップをウェブで配信 | Numero TOKYO
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吉岡徳仁「ガラスの茶室」のライトアップをウェブで配信

吉岡徳仁 『ガラスの茶室 – 光庵』 コバルトブルーのライトアップ (2021年) 国立新美術館
吉岡徳仁 『ガラスの茶室 – 光庵』 コバルトブルーのライトアップ (2021年) 国立新美術館

東京・六本木の国立新美術館にて特別公開中の、アーティスト・吉岡徳仁による『ガラスの茶室 − 光庵』。その光の建築を、コバルトブルーにライトアップした様子が2021年3月8日(月)〜31日(水)まで、オンラインにて限定配信されている。

吉岡徳仁 『ガラスの茶室 – 光庵』 コバルトブルーのライトアップ (2021年) 国立新美術館
吉岡徳仁 『ガラスの茶室 – 光庵』 コバルトブルーのライトアップ (2021年) 国立新美術館

本作は、2011年の第54回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展にて発表し、15年には京都の将軍塚青龍殿の大舞台で披露され大きな話題を呼んだ。19年からは、国立新美術館 正面入り口前の屋外に設置。パリのオルセー美術館にコレクションされているガラスのベンチ『Water Block』とあわせて、自然光のもとで刻々と変化する表情を鑑賞することができる。

吉岡徳仁 『ガラスの茶室 – 光庵』 コバルトブルーのライトアップ (2021年) 国立新美術館
吉岡徳仁 『ガラスの茶室 – 光庵』 コバルトブルーのライトアップ (2021年) 国立新美術館

吉岡徳仁は、00年に吉岡徳仁デザイン事務所を設立し、デザイン、建築、現代美術の領域において活動。光と自然をテーマにした詩的な作品で国内外から注目を集め、国際的なアワードを多数受賞。彼の作品は、ニューヨーク近代美術館(アメリカ)、ポンピドゥー・センター(フランス)、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(イギリス)など、世界の主要美術館に永久所蔵され、アメリカの『Newsweek』誌による「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれている。また、東京2020オリンピック・パラリンピックの聖火リレートーチのデザインを手がけたことでも知られる。

吉岡徳仁 『ガラスの茶室 – 光庵』 コバルトブルーのライトアップ (2021年) 国立新美術館
吉岡徳仁 『ガラスの茶室 – 光庵』 コバルトブルーのライトアップ (2021年) 国立新美術館

今回のライトアップは、「六本木アートナイト スピンオフ・プロジェクト」において、新型コロナウイルスと戦う医療従事者への感謝のメッセージを込めて企画されたもの。本映像では、その幻想的な光景を作家のインタビューとともに配信している。

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光の建築に込められた想い、ガラスを通して現れる美しい光の造形を、ぜひオンラインでも体感してみよう!

※掲載情報は3月15日時点のものです。
最新情報は公式サイトをご確認ください。

吉岡徳仁「ガラスの茶室 − 光庵」
医療従事者への感謝を込めた光のメッセージ

配信期間/2021年3月8日(月)〜31日(水)
配信先/https://www.roppongiartnight.com/2021/spinoff/contents/301/
※ライトアップは本配信のみ。国立新美術館ではご覧になれません。

Text : Akiko Kinoshita

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