大友良英らの参加型フェス「アンサンブルズ東京」動画公開
音楽家・大友良英ディレクションによる参加型音楽フェスティバル「アンサンブルズ東京」が、これまでの集大成となる動画・テキストコンテンツを 2021年2月27日(土)より公式サイトにて公開。
「誰でも参加できる」を合言葉に2015 年から始まった、みんなで作る音楽フェスティバル「アンサンブルズ東京」。参加したすべての人たちがそれぞれの立場やあり方を超えて、自分たちの手で音楽の場を作り上げてきた。今年度で本フェスティバルは終了となるが、これまで東京の独自性や多様性を追求しながら芸術文化の力を広く発信してきたその記録を、オンラインにて無料配信する。
昨年はコロナの影響を受けて、東京タワーでのイベント開催が中止になった。その代わりに、アーティストと一般参加者が共に演奏し音楽を作るという、従来行ってきた取り組みをオンラインワークショップとして実施。
世界的に活躍し日本を代表するノイズアーティストの「非常階段」、アートや音楽の枠にとらわれず活躍する「テニスコーツ」の“さや”、注目の若手音楽家・打楽器奏者の角銅真実、芳垣安洋、Orquesta Nudge! Nudge!、そして大友良英ら、国内外から多数が参加。参加型企画の「福島大風呂敷」で知られる「プロジェクト FUKUSHIMA!」監修のもと、一般参加者それぞれがカラフルな布を背景に演奏し、画面全体で一つの“大風呂敷アート”が作り上げられるという新しい形の演奏動画が完成した。
また、「アンサンブルズ東京」の中でこれまで培ってきた、ハンドサインを使いみんなで音楽を演奏する方法をまとめた動画やインタビューテキストも公開。3月18日(木)には、参加アーティストらによるトーク・セッションがライブストリーミングスタジオ「DOMMUNE」にて配信される。
今年度で終了となる「アンサンブルズ東京」がこの先も伝えたい思い、未来へと続く音楽・祭りの情熱を、ぜひ体感してみよう!
※掲載情報は3月3日時点のものです。
最新情報は公式サイトをチェックしてください。
「アンサンブルズ東京」動画・テキスト公開
公開日/2021年2月27日(土)〜
公式サイト/www.ensembles.tokyo
Text : Akiko Kinoshita