過去最大規模!佐藤可士和展 が開催中@国立新美術館 | Numero TOKYO
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過去最大規模!佐藤可士和展 が開催中@国立新美術館

日本を代表するクリエイティブディレクター・佐藤可士和による、過去最大規模の個展「佐藤可士和展」が開催中。東京・六本木の国立新美術館にて、2021年5月10日(月)まで。

ユニクロや楽天、T-POINTや今治タオルなど、誰もが目にしたことのあるロゴでその名が知られる、日本を代表するクリエイティブディレクターの佐藤可士和。これまで手がけてきた革新的なVI・CI計画やブランド戦略の功績は、企業のみならず、幼稚園や病院、ミュージアム、さらにはエンターテインメント界やファッション界、地域産業まで多岐に及ぶ。 そんな佐藤可士和の過去最大規模となる個展が現在開催されている。佐藤自身が本展のディレクションをすべて手がけ、約30年にわたる活動の軌跡が50以上のプロジェクトによって多角的に紹介されている。

グローバル旗艦店「ユニクロソーホー ニューヨーク店」 屋外広告(工事中店舗の仮囲い)(2006年)
グローバル旗艦店「ユニクロソーホー ニューヨーク店」 屋外広告(工事中店舗の仮囲い)(2006年)

「今治タオル」ブランディングプロジェクト トータルプロデュース(2006年-)
「今治タオル」ブランディングプロジェクト トータルプロデュース(2006年-)

会場は8つのセクションによって構成。企業やブランドロゴを巨大な絵画やオブジェとして物質化し、インタスタレーションとして展示する「THE LOGO」のセクションのほか、博報堂時代の1990年代後半〜2000年代にかけて取り組んだ主要プロジェクトから屋外広告の傑作を集めた「ADVERTISING AND BEYOND」。また、「ICONIC BRANDING PROJECTS」では、対象の本質的価値を引き出しアイコン化することで視覚に訴える「アイコニック・ブランディング」の真髄に触れることで、既存のメディアに縛られず、目に触れるあらゆるものをメディアとして捉える佐藤の戦略を見ることができる。

「ふじようちえん」リニューアルプロジェクト トータルプロデュース(2007年)
「ふじようちえん」リニューアルプロジェクト トータルプロデュース(2007年)

さらには、創造性の原点ともいえる幼少期のコラージュ作品や、1989年の博報堂入社時にMacintosh IIciでデザインした作品など、ここでしか見ることができない希少な作品も多数紹介される。

佐藤可士和のデザインが圧倒的なスケールで展示される大規模展。お見逃しなく。

佐藤可士和 近影
佐藤可士和 近影

※掲載情報は2月10日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

佐藤可士和展
会期/2021年2月3日(水)~5月10日(月)
会場/国立新美術館 企画展示室1E
住所/東京都港区六本木7-22-2
料金/一般 1700円、大学生 1200円、高校生 800円
時間/10:00〜18:00
休館/火曜日(但し、2月23日(火・祝)、5月4日(火・祝)は開館、2月24日(水)は休館)
TEL/03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL/kashiwasato2020.com/

Text : Manami Abe

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