アン・ハサウェイ、「アニーと呼んで」
アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)は、アニーと呼ばれたいのだそうだ。
ハリウッドでのキャリアを通して「アン」の名で知られているものの、実は「アニー」と呼ばれることを好むため、全米映画俳優組合(SAG)にフルネームで登録してしまったことを後悔しているのだという。
アンはこう話す。「アニーと呼んで。みんな、お願い、私をアニーと呼んで欲しいの」「私が14歳の時、コマーシャルに出演した。それでSAGカードが必要になって、『どんな名前を希望する?』と尋ねられて、『そりゃ自分の名前じゃないと。私の名前はアン・ハサウェイ』って答えてしまった。それが正しい選択だと思ったけど、その後、生涯アンと呼ばれることになるとは思いもしなかった」
私生活においては、「アン」と呼んでいるのは母親だけだそうで、しかもアンに怒っている時にわざとそう呼ぶのだそうで、「私のことをアンと呼ぶ唯一の人間はうちの母なの。しかも、母は私にすごく怒っている時にそうする。だから公の場に出て、誰かが私の名前を呼ぶと、怒られるのかと思っちゃうのよね」「人から『アン!』って言われると、『何?私何をしたっけ?』って感じになっちゃう。みんな良い人で、厚かましくはなりたくないから、現場では回避策を思い立ったみたい。だって、私のことを気軽にアンと呼べる人なんていなかった。似合わないの。私はアニーなの」と続けた。
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