話題のトライアローグ展にオンライン・コンテンツ登場 | Numero TOKYO
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話題のトライアローグ展にオンライン・コンテンツ登場

ルネ・マグリット 『王様の美術館』 (1966年) 横浜美術館蔵
ルネ・マグリット 『王様の美術館』 (1966年) 横浜美術館蔵

横浜美術館で開催中の「トライアローグ:横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館 20世紀西洋美術コレクション」展(※1)の特別企画として、自宅にいながら楽しめるオンライン・コンテンツが公開されている。

(※1)関連記事 Numero.jp/3館の“お宝”アート作品が横浜美術館に集結中 本展は、それぞれの地方を代表する公立美術館3館が誇る西洋美術コレクションから、ピカソ、ミロ、ウォーホルら名だたる作家の作品約120点を通して、表現手法と概念の刷新が繰り返された20世紀の西洋美術の足跡をたどるというもの。

パウル・クレー 『女の館』 (1921年) 愛知県美術館蔵
パウル・クレー 『女の館』 (1921年) 愛知県美術館蔵

今回の特別企画では、より深くわかりやすく本展を楽しめるように充実したオンライン・コンテンツを展開。3館の担当学芸員による「オンライン・トライアローグ」では、個人的なオススメ作品や企画の裏話など、各学芸員ならではの個性とコレクション愛にあふれるトライアローグ(3者会談)をお届けする。

また、オリジナル図解を用いた20世紀西洋美術の流れや、キュビスム、シュルレアリスムなどの流派・傾向をやさしい言葉で解説する「図解・用語集」に加え、出展作品に使われている技法を映像で紹介する 「技法からみるトライアローグ」を公開。

さらに、アート鑑賞体験を深めるための「鑑賞サポートアプリ」も発表。パブロ・ピカソの『肘かけ椅子で眠る女』、パウル・クレーの『女の館』をはじめ、出展作品の中から厳選された9つの作品を巡って「案内人・山高帽の男」が質問を交えて解説していく。大人向け・子ども向けそれぞれの解説が用意されており、幅広い層の鑑賞ニーズをサポート。自宅にいながら展覧会のハイライトを楽しむこともできる。

また、展示作品のうちルネ・マグリット『王様の美術館』をテーマに一般公募が行われた「『王様の美術館』からつむぐ物語」の入選作品を、俳優・ダンサーの森山未來が朗読する映像コンテンツも1月22日(金)に公開など、続々とオンライン・コンテンツを配信予定。

3月から大規模改修工事のため長期休館となる横浜美術館休館前の最後を飾る展覧会を、会場とあわせてぜひオンラインでも体験してみては?

※掲載情報は1月4日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

横浜美術館「トライアローグ展」 特設サイト スペシャル企画
URL/yokohama.art.museum

トライアローグ展 観賞サポートアプリ
期間/2020年12月21日(月)〜2021年2月28日(日)
URL/trialogue.nri.co.jp

Text : Akiko Kinoshita

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